ルルル文庫 プリンセスハーツ7 ～君は運命の人だからの巻～

著者名：高殿円【著】/明咲トウル【イラスト】

小学館（2013/05発売）

• ISBN：9784094521566

内容説明

いま明かされるミゼリコルドの秘密……！（「私の願いを叶える者よ」）メリルローズの誕生日、戸惑うジルにルシードは？（「月色賛歌」）――他、ケイカとオースの過去編、リュリュカの恋人探し騒動など、５つの短編を収録した豪華短編集！　コメディあり、シリアスあり、登場人物勢ぞろいの見逃せない一冊。

※この作品は底本と同じクオリティのイラストが収録されています。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[ぐっち]

短編集。順番ちょっと違うのですが、後半戦に入る前にちょっと息抜き。えっ、リュリュカ、まさかのその人がお相手なの？？いや萌える、萌えますよ、ぜひ叶えて欲しい。ピクニック編に温泉編に、ケイカとオースの過去。キャラとシリーズが好きになる１冊ですね。

2016/05/28

[佐島楓]

いきなり短編集。よくわかっていなかった人間関係が頭の中で整理されました。ジルは天然な朴念仁ですなぁ。ルシードも不器用ですが、自分の気持ちは自覚しているというのに・・・。もしかして、この期に及んでも先はまだ長いのでしょうか。

2014/05/17

[ミド]

まさかのリュリュカとマシアスか。マスアスは冷たくつっぱねそうなイメージだったけれど、過去話で印象が変わっていたからこういう大人の対応もありか。ルシードは相変わらず馬鹿だけど初登場時から成長が見られる一方ジルはアホさが増している。あんなに頭が切れて娼館で男の生態は理解しているはずなのに、なぜ自分の恋となるとこうも鈍くなるのか。すれ違いにはキュンキュンするけれど、そろそろ進展があってもいいかな。ところでメリルローズはどんな人物なのか気になる。ミゼルの話がヒントになっているのかな。

2021/07/20

[ゆず湯]

面白かったです♪本編の緊迫感ある展開も気になりますが、こうした息抜きの日常を見れて嬉しい。特に誕生日の話はほっこりしました。ケイカとオースの話は切なかったです…この2人なんとかならないのかなぁ。あとがきに逆襲とか書いてあったからまだ何かあるのかな。次巻も楽しみです。

2017/09/29

[呉藍]

ケティクークとオース王子の話、切ないけどケイカの今が幸せで良かった。けれど作者あとがきではオースの“逆襲”の文字。再会がどんなものになるのか、ビビりつつも楽しみです。サラミスの小悪魔っぷりにも笑いますね。女の子ケイカでさえクラクラするのだから、グレイスニーは本当に気の毒ですｗｗ　相変わらず不器用かつ甘くなりづらい仮面夫婦も、なんだか今回はいい感じ？　ジルが可愛いです。リュリュカの難しい恋も、何か起こらないかな～。当のお相手は行方不明だけど……

2012/05/27