内容説明
少年よ、ローマを目指せ。殺人のために！！
さあお立ち会い！
この世のあらゆる享楽を味わい続けた皆々様よ！
人を蔑み、人を貶め、人を穢してきた皆々様よ！
貴方がたはとうとう究極の悦楽に手を出してしまったのです！
即ち、殺人！
自分と同じ種の命を弄ぶ！
ですが皆々様！
一つお忘れでございませんか？
人の命を弄ぶ者は、天罰を受けるのだということを！
天からの罰など怖くない？ ……なるほどごもっともです！
貴方がたには「強大な権力」がある！
指先一本で人を殺し、口を封じることができるでしょう！
ならば、誰が貴方がたを罰するのか？
貴方がたの喉笛を噛み千切るのか？
答えは“ケモノガリ”。
※この作品は底本と同じクオリティのカラーイラスト、モノクロの挿絵イラストが収録されています。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
しぇん
21
再読。ローマで又とんでもない規模でのバトル開始。陰謀だらけの第一のゲームですが、あやなの奮闘により何とか勝利。第二のゲームは12人もエンターテイナーいるとかいう中々のカオス。2023/04/08
たく＠ぼっち党員
7
安定してる。が、マンネリだな。ある程度の水準は越えているが、一巻から下がる一方。次を読むのは少し時間を置いてからかな…。2014/03/07
ワルド
6
『君は彼女のこととなると―――つまらなくて弱弱しい人間に成り下がってしまうな』とうとう彼女が再びステージに。ククリナイフ片手に獅子奮迅のシリーズ4巻。銃弾をすら弾く皮膚を持つイヌガミが加わり、もう向かうところ敵なしかと思われた主人公唯一の弱点が再登場。しかし表紙の彼女もパッとせず、今回はただの序章か。難易度MAXの殺人ゲームは続く。いやでもダブル突撃槍で対人戦はさすがに格ゲーすぎる。2012/03/27
aegiscat
3
あの手この手で楼樹くんの気を引こうとするアストライアくん。そして、ピーチ姫化した、あやなさん。次巻は当然続きだろうから、12人のどんなトンデモが出てくるか。2012/01/27
屡菜
3
バチカン。３人でいろいろ力を合わせての頭脳戦とかを想像していたが分断して合流しての戦い。まさかの人の登場がいい。イヌガミが言っていた彼とは次巻に明らかになるのか。次巻はすごいことになりそうなので楽しみすぎる。2012/01/22
