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内容説明
関口(せきぐち)兄弟との最終決戦を挑んだ大和(やまと)だが、目論見は失敗に終わり、二郎(じろう)に銃口を向けられ絶体絶命――!! さらに三億円事件の主犯のひとりである国会議員・沢田(さわだ)が、ある決断をもって再び開いた緊急会見で、鳴り響く銃声――!! 1968年12月10日から40数年の時を経て、ごく普通の高校生・鳴海(なるみ)大和に突如立ちはだかった「お前は三億円事件犯人の息子だ」という言葉。物語はいよいよ真実のクライマックスへ!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
文花
17
謎はほとんど解けた。しかし、物語はまだ終わっていない。結末を刮目して待て!2015/03/19
yuuuming
10
この漫画家さんのこいういうシリアスな漫画もっと読みたい!2015/03/06
檜村
9
関口兄弟は相殺、沢田は泰成に射殺され死亡、泰成は逮捕される。多くの人生を崩壊させた三億事件も次巻で完結、いよいよ雄大とヤマトの決着がつく!2017/04/23
読み人知らず
6
怒濤の展開についていけなくなりそう。次が最後か。2017/01/14
ジェミジェム
4
同じとき同じ場所で同じように撃ち合っても、その死に顔は実に対照的であった双子。やはり人は生きたように死ぬ。かたや愛を知らず悲痛な表情のまま頭を撃ち抜かれ、かたや安らかな顔の横には看取る人があり、そして間に合わなかった沢田がその間に呆然と立ち尽くす、この4人のコントラストがすばらしかった。夏美は水原を手にかけたときから痛々しいほど無表情になってしまった反面、その後の行動には彼女なりの正義があふれていていじらしく、見ていていちばんつらかった。彼女は何の関係もないのにただ巻き込まれてしまったいちばんの人だった。2015/06/06