ビッグコミックス 雄飛（１）

著者名：小山ゆう【著】

小学館（2014/12発売）

• ISBN：9784091864192

内容説明

敗戦を迎えた昭和20年、満州から引き揚げる混乱の中で、ある男に母と姉を殺された雄飛。
孤児となってしまった雄飛は、彼に救いの手を差し伸べてくれた娼婦のまち子と、弟の剛士とともに生きていくことになった。
やがて17歳となった雄飛は、母と姉の仇である男への復讐心を胸に秘めながら、プロボクサーとしての道を歩んでいく…
肉親との永遠の別れ、幼なじみの少女・青葉との再会。幾人もの人との出逢いを重ねながら、戦後の混乱を激しく生きる少年・雄飛の、熱き魂のドラマ。
記念すべき第1集！！

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[Dai（ダイ）]

完結してから読もうと待っていた。時系列がバラバラに語られていくのでややこしいが、過去のエピソードには胸を打たれる。

2018/12/31

[ぐうぐう]

今一度、拳闘の世界を描く、小山ゆうの最新作。しかし、そこは小山ゆうのこと、単純なスポ根漫画ではなく、勝利を目指すサクセスストーリーでもない。母と姉を殺した男への復讐劇を柱とした『雄飛』は、過去のエピソードを効果的に現在のシーンへカットバックさせ、主人公・雄飛が背負う十字架と壮絶な生き様を鮮烈に描いていく。早くも続刊を待ち遠しく思わせる、第１巻。

2014/09/30

[田中]

あずみを読んだら読みたくなったので。時系列を入れ替える手法はあまり見ないが正直没入感に欠けるというのが正直なところ。青年誌の小山だからか結構胸糞悪い話。

2019/01/02

[孔雀]

ボクシング漫画みたいな表紙だが、内容はまだボクシングではない 戦争孤児になった主人公がどうやって生きていくかという話 思わずがんばれ元気を思い出したが、あんな感じの漫画にはならないみたいだな

2015/03/02

[漫画専用アカ]

時系列入れ替えて燃える展開。匠の演出

2018/09/28