内容説明
時は平安。天狐の血を引く、安倍家の二人の陰陽師。昌浩はその身に流れる天狐の血にのまれかけており、祖父の晴明は命を取りとめたものの、危険な状態が続いていた。また中宮章子には、怪僧・丞按の影が!?
※本書は、平成十七年一月、角川ビーンズ文庫より刊行された『少年陰陽師 羅刹の腕を振りほどけ』を改題したものが底本です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
mocha
76
勾陣がまさかの…!章子はまんまと利用されるし、やきもきさせられっぱなし。シリーズ怒涛の一気読みで5巻へ。2019/03/17
マサキ@灯れ松明の火
13
きゃーっ!?勾陣さん!?章子さん!?晴明じい様!?昌浩くん!?展開が…展開が…展開が…終わり方が…終わり方が……次で新章終わりですよね!?どうしたいのですか!?だから…昌浩くん…無意識…無自覚にモテまくり…2014/05/04
エル・シュクル
7
なんとも言えない蟠りの天狐編4巻目 じい様と若菜さんがもう。若菜さん良い人すぎる。晴明にピッタリ。もっと常世で愛されて欲しかった。 章子様ーやはり。丞按…はなんか有るんだろう予想がもうね…はぁ。辛いなぁ。風音とおなじゃないかぁぁぁ 風音には六合が手を差し伸べたけど丞按には天狐が手を出し伸べたってわけか。なんともつらい。怒涛の最終章へ!2019/09/24
koma
7
面白かったです!早く次が読みたいです。章子の気持ちも解るし、晴明の今後、昌浩の天狐の血、見守る十二神将。兎に角、色々切ない。2013/12/05
すぎねえ
6
おいらの一行/忘れないでくれ。結局のところ、人の想いに打ち勝てるのは、人の心だけだということを。2013/12/20