天の血脈(1)

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天の血脈(1)

  • 著者名:安彦良和【著】
  • 価格 ¥660(本体¥600)
  • 講談社(2014/07発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784063878370

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内容説明

時は1903年。日露戦争開戦の半年前、朝鮮半島に近い満洲の地に日本からの学術調査隊がいた。彼らの目的は「好太王碑」。古代朝鮮半島の歴史、日朝関係を記したとされるこの碑文の研究のため、嬉田(うれしだ)教授率いるこの調査隊に参加していたのが、本編の主人公、一高の学生・安積亮(あずみ・りょう)である。まだ何者でもない自分に悩む安積が研究自体に疑問を持っていたところ、調査隊は馬賊による襲撃を受けた! 果たして彼らの運命は――!?

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

友和

27
主人公の安曇亮が内田良平にたんかを切る無鉄砲ぶり。この青年が近代の歴史とかかわるのか楽しみ。2015/03/11

Susumu Miki(Dik-dik)

18
安彦氏には「古代」も「近代」もそれぞれ作品があるけど、両方の話題が混じるのは本作が初めてかしら…?2015/01/17

及川まゆみ

16
待ってました!「好太王碑文」の現地研究から始まる壮大なストーリー。あとがきにもあるように安彦氏お得意の古代と昭和が交錯するようでまだその入り口。張作霖、ニコライ2世、内田良平…うわぁすごい顔ぶれだ。混血の碧眼の少女は安彦氏の典型的な強いヒロインなのかな? 早く次巻が読みたいです!2012/09/11

Norykid

14
学術調査のため満州に渡った一行。歴史的発見を前に石碑の解読を急ぐのだが、そこで蛮族の襲撃により受難、満州を巡る争乱の渦に巻き込まれて行くのだった。主人公は強くもない、ただの学生。これからこの弱い主人公を中心にして、いかにして物語を回してゆくのだろうか。2016/04/10

ぐうぐう

14
安彦良和の歴史物には、ふたつのジャンルが存在する。『ナムジ』や『イエス』に代表される古代物と、『虹色のトロツキー』や『王道の狗』といった近代物である。『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』を完結させた安彦が、本当に描きたかったという近代物の最新作『天の血脈』は、日露戦争前夜の満州を舞台とした、日韓が同祖であることを記す好太王碑をめぐる物語だ。しかし安彦は、そこに古代朝鮮半島における日本外征の物語を絡ませる。つまり、近代と古代の融合としての、野心的な歴史物として『天の血脈』はあるのだ。(つづく)2012/08/28

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