ボニータ・コミックスα 明治失業忍法帖 4

著者名：杉山小弥花

秋田書店（2014/02発売）

• ISBN：9784253097277

内容説明

菊乃が危機に陥る度に、元伊賀忍の清十郎は地味な忍術を使って解決する。最初は偽りの関係だったものの、二人の間に微妙な感情が芽生えてくる。ただの興味?　それとも嫉妬か愛情か…？

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[パンジャビ]

あー…酒飲みながら読んでたら頭に入ってこなかった。マズイ。素面の時に読み直さなきゃ（恥）吞んでも飲まれない清十郎様は流石だわ。しかし今回は、草むらに倒されて顔を真っ赤にして心情を吐露してる清十郎様が可愛くてたまらん。あと…仕事のため女と寝るのは仕方ないけど、実際の描写があるとドキドキしてしまう。うー複雑な気持ちだ。

2015/04/05

[あやつぎ]

清十郎様が判り易く菊乃さんに惚れてきていて嬉しい（笑）。序章も五稜郭まで来て何となく一段落したのかな、と。話の中は讒謗律だの自由民権運動の取り締まりだのと厳しい方向に行っているし、そろそろ西南戦争が見えてきそうな頃合いですが、モモちゃんと槇さんの話に心が和みましたvv

2013/08/23

[たにしぃ]

これほど頭使う少女漫画他には無いな。槇さんの鹿児島弁がところどころ理解出来なかったけど槇さんかっこいい。女学校に来賓と称して嫁探しに来るのが父兄参観の由来なの？！『冷蔵庫の中に象』これまた面白かった。友愛数なんて初めて知った。

2013/12/08

[夜の女王]

☆☆☆　理屈っぽい長台詞が減って、コンパクトな良いセリフが光る。「自己主張と道徳的善は別物」とか。作者はこういうセリフをどこから持ってくるんでしょう？それともオリジナル？何れにしても頭の良い人だ。清十郎の時々見せるガキっぽいところ、かわいい。が、任務のためとはいえ、あれはいかんでしょ！酔った菊乃もかわいい。「冷蔵庫の中に象」速水がずいぶん人間らしくなってきた。ただ、未だにタイトルの意味がわからず・・・

2013/11/07

[punto]

姉に借りて読了。相変わらずの二人ですが、実は少しずつ関係性に変化があるのかも。とかいいつつ、それも含めての相変わらずかな（笑）。二人とも理屈っぽいなぁ。ときどき面倒くさいこと言っているなぁとも思ってしまう（汗）。多分このヒーロー、可愛いなと思う女性読者が多いのだと思いますが、私は今のところそうでもない。末っ子のせいかな。

2017/02/09