内容説明
矯正施設に侵入し、ついに沙布との再会を果たした紫苑とネズミ。邂逅の喜びもつかの間、沙布の身に起きた異変に愕然とする。施設の心臓部に仕掛けた爆弾は大爆発を起こしたが、燃え上がる炎は二人の逃走を阻み、ネズミは深い傷を負った。無事に脱出することはできるのか。そして混迷を極めるNO.6の未来は――。(講談社文庫)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
テンちゃん
122
矯正施設∑(◎◎ノ)ノ侵入!⇨紫苑(☆皿☆)ネズミ⇨「沙布!」゚゚(´O`)°゜゚「紫苑への想い」(⊙.⊙)「過酷な現実❢」⇨『沙布の望み❢』( ゚o゚!)「再会!」(°_°)「ホログラフ!」o(>_<)o「異変!」⇨「施設!」ヽ(`⌒´)ノ「大爆発!」⇨「炎❢」(>へ<。)「ネズミ重症❢」⇨「警報❢」(¯―¯٥) 「混迷❢」⇨「No.6!」Ψ(`皿´;)Ψ「崩壊の音!」最終話に続く❢傑作作品。☆(⊙.⊙)4.52016/03/06
takaC
76
4年前にYA!で読んだ時より速く読めた。【208ページ/54'32"】2015/08/27
純
58
沙布はやっぱり…。そして矯正施設脱出直前!!てか、矯正施設内の話がたった2冊って、今までの前振りが長過ぎじゃなかろうか。泣いても笑ってもあと1冊。いや、2冊なのかな。とにかく、最後まで読もう♪2016/01/09
がらくたどん
51
施設の最上階。無数の「灰色の臓器」の最奥にそれはあった。紫苑とネズミが見た銀色の球体の正体は。施設の本当の役割。沙布に感じる違和感。森の民の守り神エリウリアスの言葉。そして沙布が望む未来。この無謀な侵入は「救出」だったはずなのに。「ああするしかなかった」これが結論なのか?一方、NO.6の下町でも謎の突然死による混乱に乗じ蜂起を画策する楊眠が火藍に呟く。「やむをえないだろう」・・「破壊の意志」なしに誰かを救うことはできないのだろうか?重い問いを胸に、火藍は夜気を纏い、紫苑とネズミはダストシュートを滑走する。2025/07/05
mayu
50
沙布の結末は、なんとなく想像していた通りだった。最後に好きな人に会いたいけど、惨めな姿は見られたくない、そんな切ない願い。紫苑も、間に合わなかった現実を受け入れざるを得ない状況でも、気持ちはなかなかついてこない。ネズミがいなかったら、沙布の幻とともにその場に残ることを選んでいたかもしれない。脱出の過程で、ずっと何が何でも生き残ろうとしていたネズミが、自分を見捨ててでも紫苑を逃がそうとする。そんなネズミを必ず守り、ともに逃げると誓う紫苑。壊れゆく矯正施設。No.6の崩壊も近い。最終巻へ。2024/11/09
-
- 電子書籍
- 身体を奪われたわたしと、魔導師のパパ【…
-
- 電子書籍
- 婚約破棄したいので悪役令嬢演じます21…
-
- 電子書籍
- 結婚の秘密【分冊】 9巻 ハーレクイン…
-
- 電子書籍
- CLIMBING joy 2015 …