講談社文庫<br> NO.6〔ナンバーシックス〕 #6

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講談社文庫
NO.6〔ナンバーシックス〕 #6

  • 著者名:あさのあつこ【著】
  • 価格 ¥539(本体¥490)
  • 講談社(2014/08発売)
  • ポイント 4pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784062769983

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内容説明

矯正施設の地下深く、点在する洞穴に潜む人影。聖都市≪NO.6≫ができるずっと以前から、この地に暮らす人々がいたのだ。立ち竦む紫苑(しおん)の前に現れた謎の男「老」が明かす、≪NO.6≫の酷い過去。そしてネズミが己の出自を語るとき、真実は鋭い刃となって紫苑を苛む。僕らが本物の自由を得るには……「破壊」しかないのか。(講談社文庫)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

うりぼう

98
NO.6の#6ということで、これで6日に読んだらオーメンだと思う私は、古い人間です。この1巻、全然、動きがなくて、ほとんど1幕物。地下の老子様とのやりとりに終始。時間がないという割に饒舌です。紫苑の天然キャラは、図書館戦争の「郁ちゃん」のよう。主人公には、こういう純粋無垢が好まれる。紫苑はハチに刺され、ネズミは、焼かれる、不条理を背負って前を向く姿は美しい。理想に燃えたNO.6が、どこから変容したのか、少しも判らないのがもどかしい。そこが、この物語のテーマだと思うのですが、メインデッシュは、後巻にゆずる。2011/06/18

takaC

97
この巻では時間的な経過がほとんどなかったんだな。別にこの巻限定のことでもないか。単行本あとがきない上に文庫版あとがきもないのは寂しいなあ。2011/10/26

nins

78
シリーズ第6弾。1冊まるまる進みそうで結局あまり進まない展開。ただNO.6の闇とその背景がくっきりしてきた。矯正施設地下に住む住人と、そこの長老が語るNO.6の成り立ち、ネズミの過去。虐殺の生き残りだったのかネズミ。聖都市と言われたNO.6の裏に隠された歴史がここで判明。途中の描写で、囚われの沙布がどうもまともな状況ではなさそうで気になるところ。NO.6内では火藍の店の常連客である莉莉の父親が月薬さんだった!?今度こそいろいろ動くだろう。次巻はついに矯正施設の中でどうなるか。文庫版の7巻が待ち遠しい。2011/10/01

73
ネズミの過去を垣間見た。それにしても、火藍は顔が広い!いろんな所に知り合いがいるな~(* ̄∇ ̄)ノ続きが気になる。2016/01/02

ユザキ部長

67
ひっばるね~。昔のドラゴンボールのコマ割りなみに。2018/07/07

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