二見時代小説文庫 哀しき刺客 - 八丁堀裏十手５

著者名：牧秀彦

二見書房（2013/07発売）

• ISBN：9784576130910
• NDC分類：913.6

内容説明

廻方同心「北町の虎」こと嵐田左門は還暦で引退したが、北町奉行遠山景元の推挙で現役に復帰した。夜更けの大川端で左門は、かねて顔見知りの若侍が、待ち伏せして襲いかかってきた武士たちを居合で一刀のもとに斬り伏せた現場を目撃した。若侍はいつも回向院の境内で界隈の子供らの遊び相手をしている心優しき若者であった。柔和な若侍がなぜ襲われたのか……。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[Totchang]

裏が多すぎて表がわかりません（笑）。まだ続きがあるしなぁ・・・。

2018/06/08

[あかんべ]

まさに刺客祭り。瀬田新次郎、中山政秀、岩戸半兵衛、どれも依頼を断れない刺客たち。しつこく狙われても哀れと許してしまう左門。強く優しい人だ。榊原との対決、最後は用人の大堀勘兵衛との戦いになりそう。

2013/09/07