出版社内容情報
動物のしなやかな動きや、やわらかい素材が導入されて進化するロボット。人造と天然の対比から生まれる新しい身体観とは。動物のしなやかな動きや、やわらかい素材が導入されて進化するロボット。人造と天然の対比から生まれる新しい身体観とは。
序
まえがき
?章 やわらかいロボット
1 ソフトロボティクス
新しいロボット学
三つの潮流
生物規範型ロボット
やわらかいロコモーション
2 ソフトロボットの起源
最初のロボット
機械の中のやわらかさ
やわらかい発想
?章 やわらかさを手にいれる
1 ソフトマター
柔軟材料
ゴムおよびゲル
空気
スポンジとわた
メタマテリアル
2 やわらかさの機能
なじむ
はずむ
可塑性
生態学的機能
3やわらかいロボットの作り方
型に流しこむ
ソフトリソグラフィー
3Dプリンタ
?章 骨のない身体
1 身体の様式
イモムシの液体包骨格
ゾウ鼻の筋肉包骨格
ヘビとミミズ
形態と構造による計算
2腕と手指
連続アーム
宇宙ロボット
触手
翼とひれ
?章 やわらかさの広がり
1 役に立つやわらかさ
ソフトグリッパー
ジャミング現象
やわらかいものを操る
ロボットのぜい肉
2新しい身体
インフレータブルロボット
おりがみロボット
進化ソフトロボティクス
バイオハイブリッド
?章 動物のしなやかさ
1 やわらかい筋肉とかたい骨格
筋による身体運動
骨と殻、内と外
内骨格の起源
筋肉の歴史
引っ張りと圧縮
テンセグリティ
2 環境と呼応する筋骨格系
身体の成り立ち
拮抗駆動と多関節筋
筋骨格ネットワーク
二関節筋のはたらき
筋腱複合体
?章 筋骨格ロボット
1 動物をつくる
生物を模した機械
アクチュエータ
筋肉はすごい?
人工筋肉
並進から回転へ
人工筋骨格系
2やわらかい制御
ヴァーチャルソフトネス
関節剛性の調節
バックドライバビリティ
3しなやかなロボット
跳ぶ筋骨格ロボット
身体に埋め込まれた運動
走る筋骨格ロボット
速く走る方法
あとがき
文献
新山龍馬[ニイヤマリュウマ]
著・文・その他
内容説明
人間とロボットの身体観が交錯するソフトロボティクスの世界―生物らしさを人造する。
目次
1章 やわらかいロボット
2章 やわらかさを手にいれる
3章 骨のない身体
4章 やわらかさの広がり
5章 動物のしなやかさ
6章 筋骨格ロボット
著者等紹介
新山龍馬[ニイヤマリュウマ]
ロボット研究者。東京大学大学院情報理工学系研究科、講師。1981年生まれ。東京大学工学部機械情報工学科を卒業、東京大学大学院学際情報学府博士課程修了、博士(学際情報学)を取得。マサチューセッツ工科大学(MIT)研究員(コンピュータ科学・人工知能研究所、メディアラボ、機械工学科)を経て、2014年より現職。専門は生物規範型ロボットおよびソフトロボティクス(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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