内容説明
嵐田左門、六十二歳。「北町の虎」と謳われた辣腕同心だったが隠居して息子の角馬に家督を譲った直後、角馬は同心株を売り払って出奔し行方知れず。この半年、韮山代官の江川英龍に頼まれ、心形刀流、起倒流の剣客として武州・甲州の悪党退治の旅を続けてきた。折しも韮山代官から、角馬が大塩平八郎の残党とともに武器弾薬を船に積んで江戸に密かに向かったという書状が……。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
Totchang
8
3巻目にしてやっと息子の実態が表現されました。でも、嫁についての記述はありません。一緒じゃなかったの?2018/06/07
あかんべ
2
こんな理不尽な目にあった主人公の同心は、他のシリーズではお目にかかったことがなかったので、楽しみにしていた。最後の章であっけなく終息してしまったことは、まさに残念。あくまでも息子の角馬は、本音がどこにあるかもわからず逃げ続け左門を悩ませて欲しかった。最終巻とはうたってないが、裏から表になったから、3巻で終了だろう。短かったな~2012/05/14
いえのぶ
0
江戸末期、62歳の元北町同心嵐田左門が武州、甲州を旅しながら悪を退治する。途中で新しい仲間が増えたので、続きもありそうだが、このままシリーズが終わってしまってもよさそうな微妙なエンディング。2012/05/30
-
- 電子書籍
- となりの黒川さん 分冊版(6)
-
- 電子書籍
- 横恋慕 分冊版 11 ジュールコミックス
-
- 洋書電子書籍
- Modern Chinese Comp…
-
- 電子書籍
- 初めての情熱【分冊】 7巻 ハーレクイ…