二見時代小説文庫<br> 駿河騒乱 - 天下御免の信十郎9

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二見時代小説文庫
駿河騒乱 - 天下御免の信十郎9

  • 著者名:幡大介
  • 価格 ¥770(本体¥700)
  • 二見書房(2013/05発売)
  • ポイント 7pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784576130590
  • NDC分類:913.6

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内容説明

三代将軍家光の世。家光の父・大御所の秀忠は秘かに、全国にあふれる十万を超える浪人を、家光の弟で駿河五十五万石の主・忠長に率いらせ、明国救済の大軍として渡海させようとしていた。これに対し、家光側近や怪僧天海らが策謀を巡らせる。秀吉の遺児にして加藤清正の猶子波芝信十郎は三代服部半蔵ら忍群を率い、騒擾の駿河へと向かった。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

二分五厘

12
家光政権の安泰を願う天海にとって、邪魔になるのは信長の再来・駿河大納言忠長と秀吉の遺児・信十郎。明国救済の名の元に、忠長の国外脱出とキリシタン・浪人問題の解決をはかる秀忠だが……。天海・於福、幕閣、南朝帝の目的が忠長暗殺へと動き始める中、政宗や正純もまた暗躍を始める。将軍を軽んじて暴走を始める家臣達と、それを知らぬまま自由気儘に生きる将軍兄弟。後の展開を知っているからこその事件が続々と……。信十郎が動き回ったからこうなったんじゃ(^o^;)。そして布石は既に打たれた……。2018/03/24

ひかつば@呑ん読会堪能中

6
貴種が関わる3代家光の時代の話、久しぶりの第9弾。信十郎が派手に動き回るが、主役は信十郎ではなく「江戸初期」という時代なんだなぁ、とあらためて実感。話もだいぶ煮詰まって来たがどこまで続けるのかな。 2013/07/21

sken

5
結構久しぶりに読むこのシリーズなので、人物設定等を思い出すのにちょっと時間がかかってしまいましたぃ。今回前半では、やたらといろんなところに行っては話をして、またどっかへ行くといった流れで、なんだかよく分からないことになっちまったなぁ……とか思っていましたが、後半に入ってからは駿河に腰を据えて、戦闘シーンもワリとこんもりと入っていたので何とか正気を取り戻すことができました。最初の頃の鬼蜘蛛とムチャをやっていたのが懐かしいっす。そろそろ最後を迎えるような終わり方が気をもたせます。2013/05/29

wcibn?

0
前作からの流れで、海外での戦いかと思いきや、また徳川のゴタゴタに逆戻り。ワクワク感が減ってきました。3点。2013/12/01

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