主に泣いてます(10)

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主に泣いてます(10)

  • 著者名:東村アキコ【著】
  • 価格 ¥660(本体¥600)
  • 講談社(2015/03発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784063872026

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内容説明

「生まれ変わったらブスになりたい。明るくて面白くて誰からも愛される素敵なブスに……」泉(いずみ)をめぐって起きた集団傷害事件、そしてよし子から浴びせられた激しい言葉をきっかけに、泉は向島から姿を消してしまう。唯一のモチーフであるモデルを失った赤松(あかまつ)の胸中は……!? 涙腺、ゆるゆる。幸せ、ぽろぽろ。あの手この手で非モテ道に邁進する川沿い美人協奏曲、これにてハッピーエンド!?

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

エンブレムT

53
実は3巻で挫折してしまったシリーズなのですが、「美しすぎるがゆえに不幸な女性」泉さんが結局はどうなるのかが気になり、最終巻はスルー出来ませんでした。・・・カオスと化していた彼女の周りの男共の立ち位置が整理されてて、4~9巻の間にいろいろあったのね~と思う反面、泉さん自身には全く変化がないことに驚きました。「ラスボスは柳さんだったのか~」ってな展開が繰り広げられていましたが、未読部分の方が多いというのに全然気にならないし(笑)本編に全く関係のない小ネタだけで充分笑えました。良いラストだったと思います♪2013/09/29

かに

48
最終巻、読了。ハイテンションのまま進み、ハッピーエンドで終わった。自分を好きになることの大切さがよくわかる。という真面目なコメントなんか書きたくなくなるほどの、スーパー寸劇コメディ漫画であった。東村アキコ、やりおる。2014/02/07

とびほびこび

23
とうとう最終巻。きりもみ旋回急上昇急降下とブルーインパルス並みのアクロバティックながら最後は落ち着くところに落ち着いたという感じ。向島で再度起きた抗争をきっかけに泉さん自身が悟り決断する。てっしーがズバリと確信をついた場面は甘やかさず少しカッコいいと思ったが、やっぱり相変わらずだったw。それぞれの過去との決別と輝く場所と見い出し新たなステージへと旅立ってゆく。つねちゃんの空を見上げる姿が切なくも応援したくなる。泉さんの涙は悲しみから喜びへと変わるが、トキばあがもう見れないと思うと少し寂しい気もする。2013/11/09

さなごん

21
今まで受け身だった泉さんが変わってみんなも変わったのかな?2014/10/09

ぐうぐう

21
完結! 美人であるがゆえに起こる不幸が寸劇を呼び寄せるという展開の連続で綴られてきた漫画のエンディングが、これまでの事態の収拾を導くのではなく、あくまで泉が抱えてきたトラウマの払拭を描いていたことに、心底感動させられる。辛くて、哀しくて、寂しくて流していた涙が、自分を肯定することで流す嬉し涙へと変わる。泣くことを笑っていた物語が迎える、笑うことで泣ける幸せな結末は、当然読者をも幸せにする。2013/04/27

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