主に泣いてます（３）

著者名：東村アキコ【著】

講談社（2015/03発売）

• ISBN：9784063729788

内容説明

男はいても友達はいない女、紺野泉（こんの・いずみ）。でもそれは過去のこと。今はそう、はっきりと断言できる友達がいますと。その人は緑川（みどりかわ）つね。二人の出会いが明かされる。――仁（じん）嫁に拉致られ、アイドルは刺され、鬼おろしで戦い……出会う男たちを不幸にする女、紺野泉は今日も泣く……。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

[エンブレムＴ]

新たなる読者を拒むかのようなインパクト大なこの表紙に、心が半分折れましたｗそして、物語の生臭さが笑いでカバー出来ないレベルに突入したことにより、残りの心半分も折れてしまいました～＞＜・・・とりあえず、不幸美人の最大の不幸は、美貌という危険な毒を持て余しながらも、その毒を扱う知識すら学ぼうとしない怠慢な性格にあるのだな。・・・とか笑いに紛れつつ思わせてしまう作者は「結構いじわるだな」とは思う。・・・はぁ。つねちゃんってやっぱり女の子だったのかー。実は男の娘で、泉さんと年の差カップルになると思ってました（笑）

2011/11/23

[かに]

やっぱり表紙のチョイスが秀逸。つねちゃんの変顔かと思いきや、MPP。毎回作中の1コマが表紙になってるから、見つけた時嬉しい。あいかわらずネタをどんどんぶちまけてきて、わかるやつだけついてこい的なスタンスが好き。作者のエンターテイメント大好きっぷりが伺える。トキ婆が新木場にアンダーワールドみにいくくだりなんて、大衆的に受けることを微塵も求めてないのが伝わってきてワクワクする。「バカにバカぶつけて相殺する！！！」

2014/01/18

[ムック]

せっかく嫁の問題が一段落したと思ったらまた濃い人が…ってか表紙、誰かと思ったよ(笑)それにしても仁さん、ろくでもないのに泉の事を助けに来た場面は格好よかった。あと、ﾄｷばあのラップが上手すぎて笑えた〜。お父様は相変わらずな様で何よりです！

2011/02/27

[及川まゆみ]

仁嫁はかなり厳しい、てかイタイんだけど。でももっとイタイはずの無敵ソラまさやが……ツボにはまって爆死した。何度読んでも笑える。特に、親父危篤で車移動中、泣きながら歌う泪の思案橋が。笑い死にするわ。そしてホントにラップが下手wwwww

2011/02/25

[とびほびこび]

一人の男を愛してしまった妻と愛人。一方男は画家であるが故に美しいものに惹かれ災厄に巻き込まれるのは画家の歴史を紐解いても証明しているのか、ってあれこれ考察してみても結局は仁さんはゲスかったという結論w。何気にトキさんの存在はこの漫画には欠かせません（主に寸劇が

2013/10/20