主に泣いてます（５）

著者名：東村アキコ【著】

講談社（2012/03発売）

• ISBN：9784063870503

内容説明

「サヨナラだ　僕はもう君を描けない」突然の青山仁（あおやま・じん）教授の電話に、とまどいを隠せない紺野泉（こんの・いずみ）。幸せだった時間を思い出しながら町を彷徨い歩く……。そして、授賞式の日に見た、「Ｉシリーズ」最新作に、泉は……。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[及川まゆみ]

大きく話が動いた感有りだが、仁さん最低過ぎてカッコいい。最低さが清々しい。当然の如く泉さん大暴走で「志村うしろ〜ｯ!!」(爆) 見た目から変わりたい泉さんだけど、ゆき姐ｼｮｰﾄはないわ(笑) 突っ込み所満載過ぎだけど、そこここでメッセージがあるから面白い。つねちゃんﾏﾏ初登場。さてパスポートを取る過程で戸籍謄本に躊躇う泉さん。一体彼女の過去は？ 次、早く読みたいﾖ。しかし東村先生って向島で面白い子供達に出逢ったもんだ。ええ、東京のゲリラ豪雨はすごいですよ〜(o^-')b あ、こももの中身は桂銀淑なのね(

2011/11/24

[とびほびこび]

仁が言う作家にとって恋人とはミューズであり、作品そのものである。言ってる事はもっともらしいが図星さされて最低過ぎる部分はむしろかっこいい（のか？）。さりげなく志村うしろ～って、小ネタがことごとく面白く、読むのに時間が掛かるのはそのせいだと今更気付く。そして帰ってきた仁嫁。喪失の泉の傷口に塩を塗るような猛攻、不倫の報いを思い知れという事でしょうか。あと終盤のキャプテンの寸劇はどストライクでしたｗ

2013/10/21

[このん]

青山教授は、自分の大学の学生の絵に負けたから泉さんに別れを告げたのかと思ったら、やはり新しい愛人が出来た？哀しみにくれる泉さんだけど、青山教授の奥さんのふざけた感じで書いてあるけど、リアルな恨み言が切ないわ。ずっと奥さんを傷付けて来た泉さんには同情できないね。そして、赤松君とフィレンツェに行くのかな、泉さん。(3013年6月30日 3359)

2013/06/30

[kwts]

仁先生、ほんま人でなし～！

2011/11/25

[まりもん]

レンタル。まさか仁先生が泉のIシリーズを終了させるとはビックリ。

2018/01/11