角川ビーンズ文庫<br> 首の姫と首なし騎士 追跡者たちの罠

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角川ビーンズ文庫
首の姫と首なし騎士 追跡者たちの罠

  • 著者名:睦月けい
  • 価格 ¥550(本体¥500)
  • KADOKAWA(2014/12発売)
  • ポイント 5pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784041003657

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内容説明

インドア派な末っ子姫シャーロットが、ついに遠出をすることに! 腹をくくったのは、次期国王候補と狙いを定めた叔父のウェルズが治める領地を視察し、その資質を見極めるため。見知らぬ領地で、国王選びの難しさに頭を抱えるシャーロットは、背中を押してくれる護衛役、最強騎士アルベルト・ホースマンの存在を強く意識し始める。だが、彼のかつての戦友、最凶騎士“人喰い竜”が城内に侵入して…!? ヒット最前線の第4弾!!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ひめありす@灯れ松明の火

57
国を託すべき統率者、首を探すため脱引きこもり、少しずつ書庫から出てきた血みどろ姫様。統率者の一族らしい次兄も戻り、初の外交も決まって更に前進。同時に首なし騎士との関係も少し前へ?揃いの装束以降急に意識し始めた髪を滑る指先、気遣う様に触れる仕草。触れる温もりに安堵し、自分が感じる系動脈の鼓動に目を眇める。この手を離されたら怪我をする。だけど同時にこちらがこの手に力を込めれば殺す事が出来る。互いの命を預けあった関係を何と呼ぼう。ロッティと貴方が呼ぶから、貴方が呼べと言うから。私は貴方の名前を呼ぼう。アルベルト2013/04/24

サラ

47
黒幕の正体がようやく明るみに出てきたけれど、おそらくこれに驚いた読者はいないだろうなぁ。セシルが今後どう動くか気になるところ。今回復活したクローヴィスもこれから重要な働きをしそう。頑張って名誉挽回してほしいなー。そしてもっと妹を可愛がるといいと思う!それから国王選びはもう決定しちゃっていいんじゃないかと思うほど、叔父様が素敵だった。顔は怖いけど、領主としても父親としても優れてるし。ギクシャクした国王一家の中で育ったシャーロットにとって、タウンゼント家のアットホームさは新鮮だっただろうなぁ。2013/07/17

まりもん

37
アルベルトとシャーロットの距離感が近くなったような感じで、頭をなでる仕草が良いね。遂にガイの話に出てきた親方の妹登場。彼女もエルマー家に利用されていたから身を隠さないといけない状態に。 一番の謎はセシルがどこまで先を見越して行動しているのか?祖父と父親には逆らえないようだけど、ちょっと反抗している?って感じなのかなぁ。ガイでさえ得体がしれないようだし今後の行動が気になる。2012/07/17

みぃー

30
今回も一気読み。アルベルトがシャーロットに触れる回数が多くなってる。無自覚なのかなぁ。痺れ薬と眠り薬で倒れ、お互いの身を案じながら離れ離れになった2人の再会シーンが悶絶。それにしてもイラスト素敵。2013/03/11

はなりん

23
第2王子がいい感じになって戻ってきましたねぇ。薬石の謎も、エルマー家の思惑も徐々に明らかになって、どんどんきな臭くなってきましたねぇ。主役二人はなんだか微妙に意識しあってていい感じです。最後のガイの言葉で、シャーロットが二人の距離を取ろうとしなければいいんだけど・・・。次巻も楽しみです^^。2012/09/09

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