角川ビーンズ文庫<br> 首の姫と首なし騎士 英雄たちの祝宴

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角川ビーンズ文庫
首の姫と首なし騎士 英雄たちの祝宴

  • 著者名:睦月けい
  • 価格 ¥550(本体¥500)
  • KADOKAWA(2012/09発売)
  • ポイント 5pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784041002254

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内容説明

フォルモント国に、豊穣祭の季節が訪れた。末姫シャーロットは、次期国王候補を探すため、初めて祝祭の宴に出ることに。執事気質の世話係リオンから、姫として恥ずかしくない教育を叩き込まれるシャーロット。新しいドレスの仕立てや、ダンスレッスンに悲鳴を上げつつ祝祭の日を迎えるが、領主達の政治の場である宴が無事に終わる筈もなく…!? 最強騎士アルベルト・ホースマンの過去を知る男も登場!! 王宮ミステリ第3弾!!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ひめありす@灯れ松明の火

63
舞踏会に向けたダンスの練習中に家庭教師の足を踏み砕くという相変わらずの血みどろヒメサマっぷりを発揮しているシャーロットと、相手を落とすことにだけは長けた首なし騎士のアルベルト・ホースマン。血まみれコンビにふさわしい、赤い衣装が素敵でした。あんまり衣装の好きなお話でなかったのですが、赤いドレスはいいですね!!シャーロットの思考だだ漏れ設定はもういらないんじゃないかなーと思った矢先に思わぬ伏線として作用していたので、思わずおぉ!となりました。こうしてみるとちゃんと姫君と騎士に見えるから不思議だなあ、と思います2013/01/29

みぃー

42
今回の話は今までで一番面白かったです。シャーロットとアルベルトの関係が良い。特にアルベルトが自分の思いに無自覚なところ。そっけない口調ながらシャーロットを守る守る。ほんとニヤニヤしちゃいます。さてと次巻も読まなくちゃ。2013/03/11

まりもん

35
新キャラのガイが敵討ちの為にどこまで暴走するのかが次巻のカギなのかな?セシルもまだまだ操り人形のような人生が続くようだしなぁ。 ただ前巻よりは文章がちょっと読みやすくなった気がした。2012/04/05

seri

28
ここまで来てようやくこの小説のレーベルを思い出しました。ようやく騎士が本能で姫を意識しはじめた?でもベタベタじゃないこの匙加減。絶妙…!(悶絶)全編通して煌びやかで華やかな今回、王宮ミステリーの本領発揮ですね。不器用で真っ直ぐなシャーロットの確実に成長している姿、信じることを諦めきれない彼女のひたむきな想い、ラストの叔父との会話は胸にくるものが。偏屈だったり不器用だったり、みんなどこか人間くさくて、だからこそ愛おしい。まだまだ続きが気になる。2012/09/19

銀華

25
インドアな姫様が社交パーティーへ。それには過去のトラウマが付き纏い、前へ出るための準備で不安を覚えることに。そして、自分の出生に関しての罪悪感が蝕む…。少しずつ克服していこうと前進する姫様を応援し、叔父さんとの会話に「良かったね」とホッとしました…最後の一言にやられてしまったのは私だけでは無いはず。新しい登場人物が現れ、ちょっとだけ物語が動き始めましたね。気になるセシルの立ち位置で展開が変わりそうかなと。彼の心情が気になります。きっと姫様が会話で相手を知って前進するように、物語もそのように進むのかなと。2012/06/14

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