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内容説明
【「鍵の書」…それは世界を漆黒に包む禁断の書物。】
明けることなき永遠の夜が支配する、黒い森。結界に守られたこの森で栄華を極めた吸血鬼一族は、ある一人の男によって滅亡の危機に瀕していた…。一族の当主ジルベルト・ギルマン伯爵夫人は、忌まわしき同族殺しを打ち倒す銀の武器を求める。だが、武器行商人ガラミィは予感していた。銀の武器では、その男を倒せはしないだろうことを。そして、己が追い続けてきた「銀の書」が、この森のどこかに存在することを――。
(C)2012 Kyoichi Nanatsuki (C)2012 Night Owl
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
紫光日
12
まるで中世のヨーロッパみたいな内容だ。本当に話に重みがあって、ドキドキする。この漫画の英語版とフランス語版は出たら面白そうだ。2012/05/28
exsoy
11
闇よりも昏い剣2014/07/12
大鳥かぐや
10
前巻のラストから引き続き、黒い森編。ガラミィの剣が遂に御披露目。鞘から生えている手が剣を掴んでるのがカッコイイなぁ。怒ったガラミィ、泣いたアイリも美人だのう(笑) ガラミィの旅の目的、鍵の書が遂に物語に絡み始めた。吸血鬼喰らい、変貌したロベール、死なずに逃げたリコなど、続きが気になるところで特別編。果たしてリナはボルタを覚えていたのか。いや、きっと覚えていたのだろう……。2012/03/22
オオトリちゃん
7
常夜の世界を彷徨い歩く吸血鬼達。彼らは太陽を駆逐したのか、太陽に見捨てられただけなのか。闇の眷属たる彼らにとってもこの夜はあまりに深く暗すぎる。さて、今回は1巻吸血鬼絡みという事で、割合設定的に整っていた回だったと思う。あっちゃこっちゃで無軌道な暴走機関車も、ようやく落ち着きを見せ始めたか。姐さんの出生や背中の剣の秘密が、断片的ながら明かされた所は安心した。王女の存在とか主人公の復讐とか、段々影が薄くなってきているのは大目に、見ない。この辺りはまだ心配だ。後々姐さんの過去と共に掘り下げるのを期待している。2016/03/23
645
7
特に武器商人としての話はありません。鍵の書とは何か。ガラミィとは何者なのか。あのでかい剣は何なのか。吸血鬼との話で謎が増えた感じですね。会話重視だったのであまり動きはありませんが次の巻で一気に物語が動きだしそうなので期待したいと思います。あと巻末に特別編の話も収録されているのでおススメです。2012/01/27