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内容説明
【魔人現界!!】
異形の怪物の「手」によって施された封印を破り、ガラミィが抜き取った漆黒の大剣。それは、旧文明に滅びを招いたとされる「銀の書」を焼き尽くすことができる唯一無二の武器…！ だが、絶望の淵で「書」と出会った吸血鬼ロベールは、その「鍵」で自分の中の「扉」を開いていた。彼が手に入れたのは、終わりなき夜を食い破る力。黒い森を崩壊させる空前の魔人が顕現する――。
(C)2012 Kyoichi Nanatsuki (C)2012 Night Owl
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
exsoy
11
王の悲劇に幕2014/07/12
大鳥かぐや
8
「夜の終焉」、ガラミィとロベールの戦闘は迫力が凄い。ソーナは突っ込んでいっただけでも凄いと思う。ガラミィの最後のセリフは、自分自身に対しても言っていた気がする。「死霊街道」、ソーナの注意に怒りながらも、一人称を言い直したアイリの可愛さよ！(笑) 「夜の終焉」と「死霊街道」、前者も後者も、時が止まっているというのは共通してるけど、受ける印象は全然違うな。「死の国境」、バルザール人は今まで悪役として描かれてたから、アイリの気持ちが少しは分かる気がする。そして遂に、ソーナの仇敵登場か。 2012/07/03
６４５
6
鍵の書についてはイマイチわからなかったがガラミィの執念や自身の抱えている呪い？のようなものなどだんだんと露わになって来た。ライドも仲間になりそうだし、ソーナの前には両親の仇ハイドラも現れた。徐々にソーナにも過酷な試練が訪れているなという印象。ソーナが成長すればガラミィは秘密を話してくれるのだろうか。本当の意味で同業者になる瞬間を早く見たいです。後は何巻も跨ぐような長い話もそろそろ書いて欲しいなと感じた。黒い森編も綺麗に纏まってましたし、期待。2012/06/26
眠る山猫屋
5
吸血鬼の物語は終焉を迎えて… ２０世紀の頃のスティーブン･キングっぽい孤愁が漂ってくるような… 空気感がよいなぁ。2013/07/13
たまこ
5
ソーナはもうちょっと後先考えて成長して欲しいww アイリの葛藤と精神的な成長が目覚ましいなと思った。吸血鬼、死霊街道の話は非常に興味深くて面白かった。2012/07/06
