ヤングガンガンコミックス FRONT MISSION DOG LIFE & DOG STYLE8巻

著者名：太田垣康男【原作】/C.H.LINE【作画】

スクウェア・エニックス（2016/03発売）

• ISBN：9784757534582

内容説明

【すべては、忘却の彼方に。】
愛する人々の微かな面影も、追憶の空へと旅立つ。失うものは、何もない。殺戮への呵責も、死の恐怖でさえ…。完全なる兵士となった男の、最後の戦いの時――迫る。
(C)2011 太田垣康男 (C)2011 C.H.LINE (C)SQUARE ENIX CO.,LTD.All Rights Reserved.

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

[杉浦印字]

血も凍るようにえげつなく虚無的、それでいて格好いいんだから救いがない。悲惨な結末しか待ってないんだろうけど読まずに終われないねこりゃ。

2011/12/27

[Kaitetsu]

ああ、彼もそうなってしまったのか。羊飼いのえげつない人心掌握は、この泥臭い漫画で抜群に格好良い。それでいて行いは狂気的で残虐なのが、陰惨さを今までとは別方向で強調しているように思う。兄弟揃って同じ凶行に身を染めたわけだが、果たしてどちらが真っ当なのか…惹きつけられた。

2012/01/02

[剛田剛]

羊たちの村民虐殺とマーチフォーフリーダムとのプロフェッショナルな戦闘がシームレスに接続する風景はまとこに催吐性が高くて素晴らしい。

2023/03/25

[アオイ]

このシリーズは近未来ＳＦ、しかも戦場が舞台だけども人間の生々しい感情がメインの素材となっているところが凄い。アクションメインの、ロボットアクションかっこいいだけじゃない物語の在り方に胸を鷲掴みにされる。ラストの抱擁では目頭が熱くなった。全ては戦争が人を狂わせる。漫画として、絵も物語も大変クオリティの高いコミック。

2012/01/06

[ミヤマ]

本当に羊飼いは「狂っている」のか？　狂気と正気の線引きはどこにあるのか？　なんてことを読んでてぞくぞくしながら思いました。みんな狂ってるんじゃないのか？　この本の読者も含めて。なんてね。

2012/01/06