だいすき！！～ゆずの子育て日記～（１５）

著者名：愛本みずほ【著】

講談社（2012/11発売）

• ISBN：9784063803266

内容説明

立派なお母さんに、育ててもらったんだ――。わたしがつらいのは全部お母さんのせいなの？　中学生になり多感なお年頃となったひまわり。陸上部の先輩に、母親の柚子（ゆず）が知的障害だと知られてしまう。ひまわりは、しばらく柚子と距離を置こうとアパートを出てしまうが――。一方、柚子のサポート役・安西（あんざい）さんのプライベートにも大きな変化が！

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[Naomi]

「ひまわり」ちゃんは、自分と似た境遇の子と話したり、赤ちゃん時代の写真や育児日記を見たりして、ゆずとの関係を回復させていきました。ゆずの手助けをずっとしてくれている支援センターの安西さんが大活躍の巻です。

2014/06/23

[まはな]

(購入)祝・安西さん。こんな風に理解してくれる相手に出会うのは本当に稀なことだと思います。さくらちゃんのお母さんの離婚。柚子はゆっくりでも人の言葉を自分の中に入れているんだなと思いました。

2014/01/16

[kinoko_kinako]

3.5

2013/04/01

[チューリップ]

ひまわりの中の葛藤が終わったと思ったら安西さんについに春が！安西さん良かった。そして新店長登場と段々普通の少女漫画みたいになっているなあ。

2011/11/22

[いとう]

知的障害のある母親の子育て日記 障害のある親をもつ子どものグループに参加したひまわり（主人公の娘） 他の子どもの話を聞いて、自分も同じだと、マイノリティへの所属が気持ちを和らげる 親が障害者だから辛いのではなく、親が障害者であることを共有できない孤独が辛い。 たしか、10巻の子どもへの障害者教育でも「障害者の親を持つ子」ではなく「障害者本人」の視点で同じようなことが書いてあった。

2021/08/09