だいすき！！～ゆずの子育て日記～（１２）

著者名：愛本みずほ【著】

講談社（2015/03発売）

• ISBN：9784063192902

内容説明

知的障害のある人たちの恋愛、そして結婚を支援している安西(あんざい)さん。彼女が主催するお見合いパーティーに参加した男性が、柚子(ゆず)を気に入ってしまった！　柚子にとっては亡き草介(そうすけ)の存在が大きいはずが……好意を寄せられ意外にもウキウキの柚子。それを見た娘・ひまわりは動揺。もしお母さんに恋人ができて、結婚ということになったら……。障害者の恋愛＆結婚に賛否両論!?　みんなで一緒に幸せについて考えよう！

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

[kinoko]

3.5

2013/04/01

[チューリップ]

今回は恋愛ネタが多い。店長さんいい人だし、安西さんには幸せになってほしいなあ。

2011/03/07

[shiho]

帯の煽りネタが巻末にちょっとだけで次回に続くだったのは残念だったけど、安西さんのお話は気になる。安西さんには幸せになって欲しいなー。

2010/08/12

[nagaishi]

安西さんの恋愛に、柚子の恋愛と、障害者とその周囲を取り囲んでの恋バナは当然一筋縄でなく。ドキュメンタリーを通じての見せ方や、その必ずしも良いといえない反響に対しての反応など、いつもながら上手いなぁと思った。次巻に続くの柚子話だけど、ゆくゆくはひまわりの恋愛話とかにも、ヘビーさ含めて期待したい。

2010/08/11

[いとう]

知的障害のある母親の子育て日記。娘は小学４年生。 知的障害者同士の結婚相談所の取材。 「親の負担が増える」「生まれた子どもがかわいそう」「自分の面倒もみられないのに結婚してどうするのか」 賛＜否の反響にめげるAD清水。「つまらないものに反響はない、取材を続けろ」と言ってくれる上司。 否の意見を賛にすることではなく、なぜ否なのかを考えてもらうことが必要だと思う。 それは、当事者支援に繋がるだけでなく「結婚」「子ども」 「介護」などいわゆる健常者が自分を考えるきっかけにもなるだろう。

2021/08/09