内容説明
魔導兵は力を失い、エルデンにラフレシア帝国の軍勢が迫る。マリアも、ユリカも、サフィニアも、それぞれの時間を惜しむかのように、愛する人との時を紡いでいた。そして、破壊の先陣は疾り、迫り来る――
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
まりも
20
まさかここまでするとは思わなかった。今まで作っていた世界を簡単にぶっ壊してきたか。ついに全てを巻き込む戦争が始まりエルデンを絶望が襲う。SIXの息子であり最近急成長していたルーシーがこんなに呆気なく退場してしまうとは思わなかった。大切なものもそうじゃないものも関係なく消えてしまう。この絶望感からスタートするって終章すごすぎる。アーニャの告白もぶっ飛びすぎてすごすぎたけど。2014/05/07
ミヤ
5
超急展開。ラフレシアが侵攻してきて、エルデン崩壊、ラピュタ状態に。贄の園の住人とか、大物魔術師たち、終いには地獄の悪魔たちまで。最弱主人公マリアローズは為す術無く立ち尽くすだけで、どうすることもできない。そして、衝撃のラストの一文。次は100年後だったりするんですか?アジマリが幸せならどうなったっていいんだけど。2011/08/12
さくらぱぱ
5
クライマックス目前。めちゃめちゃな世界観だが、一貫して愛について表現していて、実はかなりな純愛小説だったりする。まあ、最近の巻は特にめちゃめちゃな世界になってしまって、読み捨ててしまう部分が増えすぎてしまっていますが。それを許容できない人も多いだろうな。2011/08/09
YO-HEY@紅蓮ロデオ
4
おお!熱い!マチルダの妹達の共闘だったり、SIXのリーチェに対して助太刀だったり。そして、エルデンがエぇ!浮くの!?そして、最後に悲しいね。ただ、あいつはSIXの息子だし、これで終わりってこともないのかなー。激動過ぎた。前巻以上に動いた。2016/12/17
まろりん
4
終章のプロローグその2。とうとう災厄の時代に突入。リルコ奇襲後に戻ってきたトマトクンの絶望が痛々しい。大分世界や悪魔の謎が説明されて、おぼろげながらもこの先何が起こるのか、ジュジが何をたくらんでいるのかが分かってくる。ヨヴィ・イデルがされた事を恐らくマリアもされるんだろうけど断固阻止頼む。そして今まで生きてきた世界がこれほどまでに崩壊して失われていく絶望感が凄まじい。前巻あとがきの、大切なものは何ですか、守ることができるか、失ってしまったら…?の言葉を思い出した。それでも生きて戦うが答えなのかな、と。2013/12/14
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