内容説明
デルボネの遺産を受け取るフェリ。だがそれは危険を孕むものだった。フェリを気遣うレイフォンに不安を覚えるメイシェン。そしてそんなメイシェンを観察するヴァティ。「世界の敵」であるヴァティの目的とは――!?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
YO-HEY@紅蓮ロデオ
17
何気に凄い大事な話が動いたよね。メイが動いた、結末も見えた。ペンタゴンな関係が一つ崩れて、スクウェアに。ニーナにも別の道。先が見えない細い道。どこに繋がるのかな?2011/03/28
KEI
14
購入。決心をし、前だけを向き、ついに舞台に立ったかに見えた前巻だったが・・・やはりそうは上手くはいかないか。そもそもがマイナスからスタートしていたのだから、簡単に行くと思ったら大間違いか(苦笑) だが、本筋はそんなヘタレを待っているわけもなく。ゆっくりとだが確実に終局への道を進み始めたようだ。レイフォンの修行。デルボネの遺産。ヴァティの真意。ニーナの返答。何より、クララの告白が気になって仕方ない!!!えぇ、僕の本命はクララです!2011/03/22
F
7
本編の遅々とした進行、煮え切らない主人公、さらに色々外伝が出てきたらしく、もう真面目に追っかけることは諦めた本シリーズですが、なんとなく続きが気になる…。今回も、やっぱりヌルヌルと進行する日常です。ですが、緩やかに終焉に向っている感覚も確かにある。早く決着が見たいものです(続いて欲しいという感情もチョット)。2011/03/22
梅みかん
5
レイフォンがニーナとクララと戦い負けて一皮むけたり、メイシェンがついに告白したり。世界の危機が迫ってるからだけじゃなくて、レイフォンの心が前に進み出したことで、変化が起きる。2016/07/28
紅羽
5
今回は様々な変化の一冊でした。本人が望んでも、望まなくてもどんどん周囲の状況は変わっていく。メイシェンはよく頑張りました。最初は何も言えなかった女の子が、あんな勇気を持てるまでに成長したとは。それに対し、正直に受け止めたレイフォン。「レジェンド~」も合流し、先が読めなくなってきました。2013/06/19