西遊妖猿伝 西域篇(2)

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西遊妖猿伝 西域篇(2)

  • 著者名:諸星大二郎【著】
  • 価格 ¥817(本体¥743)
  • 講談社(2014/07発売)
  • ポイント 7pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784063729016

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内容説明

まるで夜のような美少女、羊頭の魔物、ゾロアスター教寺院――――冒険活劇の香気はより濃密に。西遊記漫画の異端にして金字塔、新章第2幕! 旅の仲間に加わった沙悟浄の案内で、伊吾の国を目指す玄奘一行。一夜の宿を借りた地主の家で、人間の所行とは思えぬ血みどろの殺人事件に巻き込まれてしまい……。羊頭の怪物群やソグド人騎兵隊を相手に、孫悟空の金箍棒が唸る! ますます波瀾万丈なエキゾチック・アドベンチャー!!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

アズル

18
西域編2巻。放牧をしている民族やゾロアスター教など、異国情緒を感じました。これからどんどん、ウエストなフレーバーになっていくことでしょう。スパイスだと八角からクミン、クローブになっていく感じです。2016/09/10

ぐうぐう

8
この作品が持つ躍動は、諸星大二郎の特別な熱情によって支えられている。それが、物語に魅惑的な引力を起こさせているのだ。何度の連載中断を経ても、作者の熱情が薄れていないゆえに、その引力の強さはまるで揺るぎがない。本当におもしろい漫画とは、『西遊妖猿伝』のことを言うのだ。2010/07/06

アズル

6
再読。謎の少女、アマルカがミステリアスですね。結局、羊使いの男の子の処遇はどうなったんでしょう。2020/08/01

柊龍司@中四国読メの会&読メ旅&読食コミュ参加中

6
主要メンバーがやっとそろっての西遊記、今回の羊はどの話が元ネタ何だろうと思いつつ、ますます面白くなってきたので楽しみです。2010/07/03

田中峰和

3
猿の代わりにイケメン青年の悟空。八戒は豚のような食い気で女好きだがこれも人間。代わりに一行の前に立ちふさがるのが人ではない動物の姿をした妖怪たち。唐の領土を離れると言葉の通じないシルクロード。そこで旅するのはやはり人間ではない妖怪に接するような感覚なのかもしれない。羊の化身のような一味はソグド人の城に侵入し拝火教の神殿の火を消して、彼らを殲滅しようとする。漫画とはいえ、かなり周辺情報を調べ、物語にオリジナリティーを持たせているのも立派。それにしても泊めてもらう屋敷ごとに襲われる。よほど危険な旅なのだ。2022/01/19

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