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内容説明
孫悟空が挑んだ、3人対200騎のあまりにも絶望的な戦い。復讐心から魔族に囚われた少年・カマルトゥブの哀しき末路。そして生け贄の呪術師・鹿力大仙と悟空の最終決戦…「石人原の章」はここに大波乱の終幕を迎えます。そして『妖猿伝』初のスピンオフ『逆旅奇談』も初収録! なんとミステリー仕立てで、「大唐篇」のアノ人がアノ相棒と活躍!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
sin
34
僕は読み手としては単純なので悟空が活躍している巻は面白い。まあせっかく助けた連中が結局元の木阿弥なのもなかなかに興味深くて思うことはいろいろあるけど置いといて…。おまけのスピンオフ短篇『逆旅奇談』も盛り沢山な内容で楽しめた。ヘンハオ・ヘンハオ2015/04/25
ライマウ・フレツリー
22
巻末収録の外伝、「逆旅奇談」が楽しすぎ!諸星節の不意討ちに、長く読んでた喜びを感じます(^^)2017/12/28
ぐうぐう
18
二百騎の突厥に挑む悟空。この躍動こそ、『西遊妖猿伝』。そして、内なるもう一人の自分である斉天大聖を揺さぶる鹿力大仙の妖術、これも『西遊妖猿伝』の魅力。これにて、「石人原の章」完結。次章はついに「火焔山の章」に突入。とはいえ、連載再開は、秋までおあずけ。が、辛抱もまた、『西遊妖猿伝』の醍醐味であることは、言うまでもない。2015/04/24
かずまん
12
石人原の章 完結、ということですが。 ひたすら遠い西域での物語、ただついてくだけです。 イリーシュカ、かなりかっこよく描かれてますね2015/10/17
F4ふぁんとむ
9
再開しただけで感涙もの。いくら中断してもよいので、だらだら続けてください。伝奇小説とはそういうものです。2015/04/26