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内容説明
珍しく所長にたてついている寿仁也。九頭と真実が話を聞くと、所長の所へ相談にやって来た男の「ホントはやっていない」という言葉を偶然聞いたのだという。17年前、男は強姦未遂で起訴され、DNA鑑定の結果、有罪となった。寿仁也は、冤罪かもしれない男を救うべく、所長に直談判したのだが…!?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
十六夜(いざよい)
12
裁判によって事件の見方が180度変わってしまう、コンビニ店員を刺してしまったリストラサラリーマンの話が面白かった。ナイフの説明や被告人心理の訴えのうまさ。やっぱり九龍って弁護士としては有能なんだろう。表紙はおもいっきり最終巻って感じなのに、いつも通りのストーリーのまま終わったので、なんだかちょっと消化不良感が…。2018/11/18
yoruyuki
4
新作マンガとしての期待より、表出してる事情をより掘り下げることでまったく違う視点となるって仕組みは巻を増すごとに凄味が。今回は秀逸な回が多かったと思います。2010/02/04
varaqui
3
表面的なストーリーがズレて少し違ったストーリーが見える瞬間が好き。2010/02/04
てぃしゅ
2
ちょうどいま、強盗殺人の裁判員裁判が始まろうとしていますね。タイムリーなことに、10巻にも、強盗殺人の裁判員裁判の話が入っています。くず先生の魅力は今巻も余す所なく発揮されてますので読んで損なし! 一見すれば非道な事件が、どうどんでん返しされていくのかが毎回楽しみです。同時に、一方の状況や考えだけを見て悪いと決めつけてしまうことが、どれほど怖いことか…というのが骨身に染みます。今後もチェックしていこうっと。2010/02/22
本のブログ
1
とりあえず第一シリーズ読破。法律の面白さや、物事を一つの視点だけで見ることの怖さを楽しみながら理解できる。事実が真実とは限らない。ときに笑わせ、ときにほろっとさせる。ストーリーとしても本当によくできてるなあ。そして何より深いのは、終始おちゃらけの弁護士が自宅の部屋では机に向かって何やら本を広げている。あれはきっと六法なんでしょうね。2011/05/22