内容説明
帝国とは停戦状態のまま、中原は諸国の王の誕生日が集中する“黄金月間”に入る。王に代わって諸国の挨拶回りを始めるマヒロだったが、それは各国の実情を見極め、帝国へのカードにするための布石だった――。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
まりも
23
色々と情報が明かされた回。ジェス、ミスマルカ王の過去にその後のギャンブル大会と構成的には短編集に近かったかな。色々作者の過去シリーズから登場してる人物も多いみたいだし過去作読んでた方が楽しめそうだなぁと思いました。エミットがようやくシスターらしい働きをしたりと次巻へ向けた息抜き回といった感じですね。そろそろ本格的に物語が動き出しそうだし楽しみ。2014/03/19
晦夢
7
短編的な第六弾。ジェスの過去にマヒロの父親たちの過去。ギャンブル大会などなど。ようやくというかエミットがシスターらしく。沙穂とか鈴蘭とか出てきておりがみとかと世界観を共通してるんだなぁと。2013/12/11
柏葉
6
ジェスの師匠登場と、エミットの正体判明の巻。師匠はいい味出してますwあの強いジェスが一目散に逃げるとはどれだけか。ジェスのリーゼルへのプレゼントに笑ったwリーゼルは清廉潔白な訳じゃなく、男の子なんだねぇw次巻で第一部完結らしい。広げすぎた風呂敷を、少しずつでも畳んで欲しいなぁ。いい加減頭が追いつかなくなる。2012/02/04
J・Kaiyou3426
5
読了。いやぁ、個人的には今までのミスマルカ興国物語の中で一番好きかも知れない。激しい戦闘描写も良いけど、こういう手に汗握るギャンブルの戦いもいいね。特にエミットが良かった。沙穂が個人的に好きだなというか良いキャラしてる。次巻で第一部が完結するがどうなるのか楽しみ。2015/10/13
しゅんち
5
エミットの神がいるかいないかが問題ではなく信じるか信じないかが重要だという言葉が印象に残りました。宗教ってそこがキモなんでしょうね。 数々のギャンブルの〆が麻雀というのは納得できませんでしたけど(麻雀はギャンブルではないのです)。2013/03/26
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