目次
香港と中国―関係と価値観
第1部 関係の構造(「港人治港」から「愛国者治港」へ―政治危機の発生と北京の政策転換;中港経済関係の構造変化;新型コロナに向き合う香港―政府と市民の対応;香港国家安全維持法と香港基本法 ほか)
第2部 価値観の構造(「香港人は香港製品を使おう」―一九五〇~六〇年代の「香港人」と「香港製品」をめぐる言説史;香港民主化運動の底流をなす本土意識;キリスト教からみる国安法の前と後―香港社会と信教の自由;広深港高速鉄道反対運動のローカリズム ほか)
著者等紹介
倉田徹[クラタトオル]
立教大学法学部教授。専門は香港政治。東京大学大学院総合文化研究科博士課程修了。博士(学術)。著書に『香港政治危機』(東京大学出版会、2021年、第38回大平正芳記念賞受賞)、『中国返還後の香港』(名古屋大学出版会、2009年、第32回サントリー学芸賞受賞)など
小栗宏太[オグリコウタ]
東京外国語大学博士後期課程在籍。専門は文化人類学、香港文化研究。米オハイオ大学大学院政治学科修士課程修了。単著に「不協和音:香港逃亡犯条例改正反対デモに見るポピュラー音楽と抗議運動」(『中国研究月報』75巻2号、2021年、第18回太田勝洪記念中国学術研究賞受賞)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
-
- 和書
- なぞのヘソ島 (第2版)