獣の奏者（２）

著者名：上橋菜穂子【原作】/武本糸会【漫画】

講談社（2013/03発売）

• ISBN：9784063731996

内容説明

死にかけのところをジョウンに拾われたエリン。蜂の世話をしながら穏やかな日々を暮らしていた。ある時、カショ山の峡谷で真王（ヨジェ）の象徴といわれる王獣（おうじゅう）と出会い、その美しさに心を奪われる！　一方、王宮では、王族の護衛士であるイアルが、＜血と穢れ（サイ・ガムル）＞による真王の暗殺を危惧していた。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[kaizen@名古屋de朝活読書会]

上橋菜穂子愛好会】蜂の世話をするジョウンに助けられたエリン。蜂をそだてながら、生き物の不思議を追求する。上橋菜穂子の世界が確実に絵になっていく。エリンの姿は想像よりもかわいすぎるが、真剣さは保っている。小さい子供も読むかもしれないので深刻になりすぎないように、という武本糸会の配慮か。上橋菜穂子と武本糸会の対談が出色。上橋菜穂子愛好者にはお勧め。　

2014/09/24

[ヒロ＠いつも心に太陽を！]

ジョウンさんはすでにエリンを引き取る気でいたのに、エリンは面倒を見てもらうことを借りと感じて頭を下げる場面で涙が出た(;ω;)まだ１０歳なのにそう考えてしまうほど子供らしく大人たちに甘えた日々を過ごせてこなかったんだなぁと。王獣はアニメでも綺麗で可愛いと思ったけどやっぱ漫画でも素敵！イアルはアニメより老けてる・・・２０代後半くらい？この時点でエリンといくつ違いだ？いやでも好きだけど。ダミヤとセィミヤ、そしてシュナンがこれまたアニメと全然違うけどすっごく私のイメージ通りで好み！！続きを読むのが楽しみ！！

2012/07/08

[どあら]

無料試し読みにて読了。どんどん登場人物が増えていくな〜、漫画ならついていけるかもです😅

2024/10/13

[にく9]

一巻の勢いでこれも一気読み。ここに置いてください、の下りで銅貨50枚に換算、って気配りできる言い方がかっこいいね

2014/11/01

[まるる]

上橋さん、武本さんの対談が良かった。どのように物語が生まれるのか、イメージのシンクロ度とか、キャラデザインの話とか面白かったです。王獣のデザインの原案は上橋さんとのこと｡上橋さんはイラストも上手なんだなぁ。

2015/01/01