内容説明
巫女ユミィの専属護衛・千年獅をめざし、再び護士候補生となったシェルティス。以前と違うシステムに戸惑い、孤立する彼の前にモニカという候補生が現れて……!? 大切な少女を守りたいと願う、重層世界ファンタジー!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
佐島楓
23
シェルティスは良くも悪くも純粋でまだ少年、理解の及ばないところも多い。罪な男だなぁ。三巻へ。2015/05/05
星野流人
17
今回は“巫女”という存在に対してスポットライトを当てたエピソード。新キャラとしては元巫女見習いで現護士候補生のモニカ。ふむふむ、これまたシェルティス同様に他の護士候補生たちとは異なる事情をお持ちの方なようで……明らかな正ヒロインがいる中で、果たして今後はシェルティスの候補生仲間としてどんな活躍を見せてくれるのだろうか。……見せてくれるよな? ストーリー的には説明やら伏線張りやらにページを割いているためか、物語的には大きく進んだ部分は少なかったかもしれない。2013/07/28
コリ
13
早くシェルティスとユミィが触れ合える時が来たらいいね、と再認識。てっきりすべての巫女とあの現象が起きると思ってたのでアレは余計に切なかった。程よく伏線も散りばめられ、話に厚みが増したかな。ツァリは一体何者?ユトとは何か関係が?研究所で見た禁断水晶とは?と、色々気になる事が。シェルティス自身にもまだまだ謎がありそう。とにかく次回も楽しみ。…それにしてもイリスの茶目っ気たっぷりな性格は場が和むなぁ(笑)そしてモニカはシェルティスが憧れの少年だと気付く日は来るのか?気付いた時はラブコメ分増量に期待する(笑)2012/01/15
カインズ
9
【記録が消されても記憶は残る】1からのやり直しとなったシェルティス。しかし、千年獅となるためには、仲間が必要となるも、実力の高さがかえって徒となり、周りから奇異の目で見られ途方に暮れてしまう。そんな彼の前に1人の女性が現れる。ただ、彼女は、エデンに墜ちた双剣使いに憧れていて・・・。モニカ登場回。教官の地獄の訓練に奮闘するシェルティスが大変そう。シェルティスとモニカとの協力戦で芽生えた絆が印象に残る。その後の、来るのが遅いレオン達の登場シーンには笑った。2011/04/15
梅みかん
8
触れられないのが、ユミィだけとは、そんな切ないことあるのかと。 最下級からのやり直し。武の実力だけでは上がれない。新たな仲間とともに、一歩を踏み出した。 エデン、シェルティスの魔笛、ユト、謎の少女などなど伏線がいっぱいで続きを読むのが楽しみ。2020/05/11