内容説明
幽幻種を退け、世界を浄化してきた氷結鏡界。しかし、それに限界が近づいていることをユミィたちは知る。突如、天結宮に出現した幽幻種を、千年獅・巫女たちが迎撃する中、ユミィがふたりいるとの情報が流れ――。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ひめありす@灯れ松明の火
44
少女の道行きが、少年に覚悟を齎し。少年の道行きが、少女に決意を促す。どうか、少女にあの日の約束を、破らせないで。『clue-l-sophiie neckt』<緋色の背約者>にしてしまわないで。どうか、少年にあの日の約束を、破らせないで。『co lue-l-sophie nett』<旋律を息吹く者>にしてしまわないで。貴方を護り、貴方を支える二振りの剣。貴方達にはまだ、選びきれぬ真実があるでしょう。忘れてしまった、誓いがあるのでしょう。どちらも真。どちらも偽りはない。あの子とこの世界を、託しても良いですか。2014/10/05
コリ
30
ラスト直前という事で物語は動きつつも、エネルギーを溜めるような嵐の前の静けさを思わせる一冊。「イリス」シリーズと更に深くリンクし始めていつも以上に目が離せなかった。残り2冊となった「イリス」がどのような結末を迎えるのかも気になってしょうがない。すべてのキャラが救われるなんていう夢物語な展開は望めないかもしれないけど、どうかハッピーエンドを迎えて欲しい。凪とイリスが再会し、シェルティスとユミィが抱き合えるラストになればいいなぁ、と。全体的にシリアスな空気だった為、寝ぼけたモニカとマハさんにかなり癒された(笑2013/03/23
いーたん
27
ここまでくると、イグニドが報われて欲しくなってくる。双子に対する部分とか見ても本質的には優しそうだし、ただ、ただシェルティスがたいせつなんだな。と思う。最終的にはイグニドとユミィがどうなるのか。シェルティスはどんな決断をしどんな結末を迎えるのか。最終楽章が楽しみです。そして、その前に千年前の話であるイリスも結末に向かっていくので、そちらも期待したいです。2013/04/13
佐島楓
22
・・・なんというか・・・この少年少女たちに背負わせようとしているものが、とんでもないですね・・・。見守る気持ちで十二巻へ。2015/05/14
ごぅ。
15
二人のユミィ。。困惑する一同。。。異変卿の最終目的。。ユミィの想いの先にあるもの、シェルティスの決意の先にあるもの俄然わくわくしますぜ。。。個人的にはシャワーシーンよりモニカ先輩の寝姿にワクワクしましたが、、が、、、マハさん最高!!2013/05/25
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