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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
遥かなる想い
197
4巻に入り、一気に登場人物が増え、 人間模様が複雑化して いく。 もつれ合った糸が さらに 絡み合い、単なる復讐劇で終わらない 印象だが…正直 焦らしすぎの感が強い。 欲に蠢く 上流階級の人々と、 清らかな若者の恋との対比は 上手い。2018/05/28
ちなぽむ and ぽむの助 @ 休止中
186
全七巻のこの作品もやっと折り返し地点ですが、まだ尚誰に対しての復讐も為されていない!…まだ!?まだなの〜?ソワソワ((・ω・)) ダンテスの宿敵は皆成功を収めていて、こんな嫌なヤツらが何故…と思っていたけど、様々な悪行を重ねている彼らの所業がじわじわ暴かれてきて納得の思いです。マクシミリアンとヴァランティーヌの純愛、老ノワルティエの思いが踏みにじられることなくぶじ復讐が遂げられ、大団円になることを祈ってこのまま5巻へ行きます。今月中にぜんぶ読み終われるといいな♡2019/11/05
ykmmr (^_^)
165
4巻の特徴として…さらに登場人物が増えてくる。親子同士・美しい奴隷・不随の老人・ロマンチストカップルなど。そして皆に役割があり、それがまた、どこで繋がっているか?が物語に深みを与えて、伯の『復讐』する上での、『基盤』がしっかり出来てきている。そして、その人物たちが織りなす『伏線』。どのように回収となるのか?2022/06/24
ヴェルナーの日記
162
優雅に華麗な復讐の罠がヴィルフォール家・ダングラール家・モルセール家に対し、表の顔は友情を示しながら裏では着実に仕掛けらていく―― 本作を読むと思い浮かぶ”non vosmet ipsos defendentes carissimi sed date locum irae scriptum est enim mihi vindictam ego retribuam dicit Dominus” 新約聖書『ローマ人への手紙・第12章第19節』ラテン語版より)2016/07/15
ケイ
142
まさに慇懃無礼なモンテ・クリスト伯は、恨む相手との会話で、相手を歯軋りさせ、貶め、手懐け、自らを敬わせる。通常、こういった話は、読み手が状況を把握しているなかで主人公のする事をドキドキしながら見守るものだ。しかし、モンテ・クリスト伯は、こちらの知らない事もよく把握していて、計画通りに人を操る。そして、読み手は、次々に明かされる事実に驚きながら、見解を新たにまた読み進めるのだ。作者の思うつぼ。2017/01/30
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