アライブ 最終進化的少年（９）

著者名：河島正【原作】/あだちとか【漫画】

講談社（2014/03発売）

• ISBN：9784063710502

内容説明

ついに“アクロの心臓”が広瀬雄一（ひろせ・ゆういち）と同化した!!　目覚めた“心臓”に触れた能力者は、自分の内なる欲求に抗えず、心の穴に吸い込まれて命を落とすという。誰もいなくなった湖畔で対峙した、かつての親友・広瀬は、世界を無にしたいという。暴走する広瀬。叶太輔（かのう・たいすけ）の選ぶ道は、「辛うじて生」か「確実な死か」!?　“北海道編”完結!!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[ミュポトワ@猫mode]

アライブ 9巻目。ここで一区切りだそうです。もちろん、まだまだ物語りは続きますが、第一章完ってところかな。ってことで、巻末のお目汚し漫画も作者の公開が満載ｗ超笑うｗっで、あだち先生、絵が上手くなったなぁ。巻を追うごとに成長が見える。最初の漫画だと往々にしてあることですが、ここまでの成長ははじめてみました。ほとんどの人は絵が固まってますからね。話も面白いし、絵がついてきたので言うことなしの漫画に仕上がってきてます。次の展開が楽しみなので、10巻続けて読んでいきます。

2022/01/29

[kanon]

第一部―完結。「生」と「死」の選択…そんなもん、「生」を選ぶに決まってる！と言う安直な考えは、大きな括り、例えば世界で考えると、否定する人が多いのかもしれない。だから何が正しいとか正しくないとか、そんなことは決められないし、決めてはならないのだと思う。…けれど、その選択を迫られるのは、紛れも無くそれに直面した自分自身であり、よってそれを決めるのも自分自身なことには間違い無いのだ。だから、何が正解なのかは分からないが、でもせめて、自分で決めたことはとりあえず正しいと思って良いと思うのです。いや思いたいのか。

2014/02/07

[まみゅた]

能力者達の過去の闇、それぞれの心の穴が明かされましたね。本当に皆消えてしまったのかな…。 この激しい描写が続く中での、久々の太輔ユータナミの掛け合いに癒されました。一番のびっくりはまさかのナミが中学生だったという事実ww だいぶクライマックスなんじゃないかと思ってしまうぐらいの展開ですが、まだ巻数半分もいってないんですよね。物語はまだまだこれからなのかな。 太輔とヒロの初期設定ww

2014/04/04

[チューリップ]

自殺ウイルスの正体も分かったけど、主人公生死不明なまま1部終了。あの方は一体何なんだろう。太輔と別れる前の太輔、ユータ、ナミの会話シーンが好きだった。ナミ加入時は上手く行くのか心配だったけど、良い仲間になったよなあと。巻末おまけの初期設定太輔&広瀬には思わず笑った。

2013/05/18

[ブルースカイ]

自殺ウイルスの正体がようやく分かりました。あと広瀬と太輔はどうなってしまったんだろ…。続きが凄く気になる終わり方でした。あとあとがきの広瀬と太輔の初期ビジュアルには受けました（笑）こりゃボツになるわなぁw

2012/06/23