Y十M(ワイじゅうエム)~柳生忍法帖~(1)

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Y十M(ワイじゅうエム)~柳生忍法帖~(1)

  • ISBN:9784063613896

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内容説明

江戸時代、徳川(とくがわ)三代将軍・家光(いえみつ)の世。会津藩主・加藤明成(かとうあきなり)に逆らったとされた会津藩元家老・堀主水(ほりもんど)一族は、高野山より東海道を江戸へと引かれていった。引いていくのは加藤家の配下、会津七本槍(あいずしちほんやり)と呼ばれる男たち。七本槍は堀の男たちに対し、「尼寺に逃げた堀一族の女たちに武士の情けで一目会わせてやる」と告げるが、その裏には、一族の男たちの前で堀の女たちを惨殺しようという恐ろしい企みがあった――。残虐七鬼vs.美女七人、未曾有の復讐劇が幕を明ける。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ちはや

10
電子書籍無料本。せがわさん、絵のタッチは変わらないけど顎がたくましくなったような(笑)山田風太郎氏の作品は読んだことはないけど、バジリスクはコミックで読んだことあります。相変わらずグロいっすね。時代が時代だし、復讐怨恨等が題材なので仕方ないといえば仕方ないけども。2016/06/05

白義

9
バジリスクのせがわまさきによる山風コミカライズ二作目、山風伝奇屈指のヒーロー・柳生十兵衛の飄々とした雰囲気に無敵の頼もしさがあるこの痛快さ、しかしその十兵衛を安直に戦いに出さず、あくまで仇討ちの指南役にするという「アダウチマスター」という女人プロデュース的な創意工夫、そこから生まれる雰囲気が漫画でも損なわれていない。バジリスクと比べると敵の能力が常識的な超人の範囲にとどまり、ヒーロー物の要素が濃いので絵柄こそ同じだがバジリスクとは全く違う雰囲気で読むことが出来るだろう。一巻目は様子見説明パートだが、面白い2018/03/10

十六夜(いざよい)

8
会津藩主、加藤明成に逆らったとして捕らえられた堀主水一族。惨殺された一族の仇を討つため、生き残った七人の娘たちが柳生十兵衛を指南役に復讐を開始する。ただただ面白い。やはりこの人の絵は美しい。加藤明成がこれでもかという程下衆で、仇討ちのし甲斐があるというもの。十兵衛ののらりくらり感も斬新。続きが気になる。2014/07/03

読み人知らず

6
悪大名と正義の味方。いいねー、時代劇だね。この人の描く女はえろいなぁー2015/04/18

出世八五郎

6
原作:山田風太郎の柳生忍法帖読了後、幾日経過後読了。山田風太郎は私のイマジネーションが正しいかどうかで悩む作家なので、漫画が私のイメージ通りで満足。けど、如何せん風太郎氏のようなイマジネーションを要求する作品において、アクションのそれは中々スピード感や躍動感に結びつかず疲れがち。それでも原作は面白いし、本作もそれを裏切らない。アクション活劇であるが、主人公は司令塔兼捜査官のみに従事し、戦闘は尼さん10人vs異色な技を持った猛者10人組み+BOSS・・・勝てるわけない戦闘の行方は・・・www

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