Ｙ十Ｍ（ワイじゅうエム）～柳生忍法帖～（１１）

著者名：山田風太郎【原作】/せがわまさき【漫画】

講談社（2015/03発売）

• ISBN：9784063616897

内容説明

美女たちが迫る肉欲地獄「雪地獄」から生還した直後、堀の女たちを捕らえられてしまった柳生十兵衛。堀の女たちの処刑は刻一刻と迫り、一方、会津藩主・加藤明成の愛妾・おゆらは、敵である十兵衛に心を奪われていく。一族の復讐は霧消してしまうのか。絶対的に不利な状況で、十兵衛は!?　山田風太郎の遺した『忍法帖』シリーズ最大の英雄、「柳生十兵衛」第一の物語、堂々完結!!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[十六夜（いざよい）]

ついに完結。綺麗で気持ちの良い終わり方で良かった。最後にまさかの十兵衛パパ登場で、パパに怯えて尻尾巻いて逃げる十兵衛が面白可愛かった。堀の七人も本懐を遂げ、無念を晴らせ良かった。お坊さん達の死に様が壮絶過ぎて一番印象深い。そして絵が美しい。

2014/05/20

[読み人知らず]

最終巻でした。おゆらさん、そういうふうになったかー。そして女たちは誰一人死なず。よかったような、裏切られたような＾＾；

2015/04/18

[くらびす]

ああ終わっちゃった

2013/06/26

[秋山真琴]

読了。最後までテンポの悪さは否めなかったけれど、それでも駆け足に戻った終盤は、手に汗を握った。漆戸虹七郎との勝負や、追いかけてくる娘たち、別れの言葉などは特に良かったけれど、心残りがひとつ。それは、十兵衛を深く愛し、その初めての恋に殉じたひとりの女のこと。彼女が凄まじい勢いで放置され、著者は酷いなあと思っていたら、最後のコマで涙腺崩壊。良い作品だった。

2010/01/31

[Catch_22]

大団円。十兵衛、自分探しの旅へｗ

2013/05/26