富士見ファンタジア文庫 ROOM NO.1301#3 同居人はロマンティック？

著者名：新井輝【著者】/さっち【イラスト】

KADOKAWA（2014/12発売）

• ISBN：9784829162682

内容説明

海に行きたいと言い出したのは、彼女の方だった。お弁当を作ってくるから食べてくださいねと言ったのも彼女だ。そういえば、つき合ってくださいと言われたのも彼女の方からだったかも。あれ！？　これで、い、い、のかな？　健一は、思った。クラスメイトの大海千夜子と初々しく過ごす夏休み。ぎこちない距離感で揺れる彼と彼女の関係は、行きつ戻りつだった――。が。存在しないマンションの13階に住むHをしないと眠れない少女・冴子との関係は、非常に気持ちいいかんじだったり。芸術家の不思議少女・綾は、独自の方向性にぶっ飛びはじめたり。ますます健一の恋や愛への疑問は深まっていく。普通の17歳健一のややこしくなる日常を淡々と描く、少し切なく可笑しな探求の物語、第三弾！

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[Merino]

主人公と4人の女性達＠優しいけど哀しみも溢れてる閉じた世界。この物語、普通のハーレムものとは違って誰か一人と結ばれて終わりとかにならなくて、それぞれの女性と愛を深めて行っても全然問題にならないってところが面白い。愛のカタチが緩やかに変わり始めるが、今巻で顕著だったのは冴子と姉。特に姉の白状は爆発するように苛烈、頭の芯が痺れるくらい強烈だった。不器用な人。このキャラに対しては萌えとかじゃなくて愛しさが込み上げてくる。

2018/07/26

[ウラー]

★★★☆☆「……だってヤバイだろ、この展開は」読者の声を代弁してくれてありがとうございます。ラストでデカイ爆弾が爆発しやがった。

2016/09/27

[ソラ]

【再読】

2021/05/04

[ソラ]

【読メ登録以前読了作品】 内容（「BOOK」データベースより） 海に行きたいと言い出したのは、彼女の方だった。お弁当を作ってくるから食べてくださいねと言ったのも彼女だ。そういえば、つき合ってくださいと言われたのも彼女の方からだったかも。あれ!?これで、い、い、のかな?健一は、思った。クラスメイトの大海千夜子と初々しく過ごす夏休み。ぎこちない距離感で揺れる彼と彼女の関係は、行きつ戻りつだった―。が。存在しないマンションの13階に住むHをしないと眠れない少女・冴子との関係は、非常に気持ちいいかんじだったり。

2007/05/23

[うずまき]

やはり俺の目に狂いはなかった。蛍子がNo.1だ。

2010/06/14