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内容説明
プロ棋士へ着々と近づいてゆくアキラ。そしてヒカルは彼との実力の差をはっきりと思い知る。一歩ずつアキラに追いつくため、院生試験を受ける決意をするヒカル。しかし院生は、中学の大会には出場できないと知り!?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
合縁奇縁
96
プロ棋士へ着々と近づいてゆくアキラ。彼との実力の差をはっきりと思い知ったヒカルは、一歩ずつアキラに追いつくために、囲碁部をやめて院生試験を受ける決意をする。しかし院生は、中学の大会には出場できないと知り！？じーちゃんにおねだりして、足つき碁盤を買ってもらい、佐為の指導のもとでヒカルが対局特訓。三谷や筒井さんの実力をもう追い越してしまったヒカルの成長は早いな。今回の一番印象に残ったのは、試験受けるための棋譜に、三谷君、筒井さん、加賀さんと三面打ちでの別れの儀式。次はいよいよプロへの登竜門院生への第一歩。2021/03/13
不自他
34
アキラVS「sai」終結。アキラのプロ試験の続きも少しだけ描かれる。伊角さん･奈瀬ちゃん(多分)が初登場。/ヒカル本人の才能が開花し棋力が急上昇。塔矢アキラや海王部長･岸本の言葉を受け止め本気で囲碁･アキラと向き合う覚悟を決めたヒカル。中1の12月に院生試験を受ける。この時佐為･囲碁と出会って1年。緒方さんの口添えが無ければ3ヶ月後の3月になるところだった。/改めて読み返して囲碁部編の短さに驚愕。2017/04/27
nanasi
31
始動。佐為もいつか成仏してヒカルのもとからいなくなっちゃんだよな。佐為がいなくなっても囲碁はやめないよな？三谷が怒るのは当然だと思う。三谷や筒井さんの出番はへるのかな。2013/04/03
柊龍司＠中四国読メの会＆読メ旅＆読食コミュ参加中
26
もう一度チーム戦での戦いをしてからプロかと思っていたら、すぐにプロを目指すことに。まぁ、プロとしてやるにはアマとしての何を捨てて向かっていくのか、そこにプロへの覚悟を見せたかったのかなぁ。2013/09/08
kanon
23
五巻『始動』。「オレの幻影なんか追ってると、ホントのオレにいつか足元すくわれるぞ！」よくぞ言ってくれた！アキラもちょっと言いすぎだろ、と思うことが多々あった。でもその時はヒカルも受け流してしまっていたけれど、今は違う。受け流すことが出来なくなっている。それだけ囲碁に向ける情熱が高くなっているということで、本気になった、成長した証。母さんだって囲碁のことはよく知らないけど院生試験受ける為にあっさりついてきてくれた。「あんたがこんなに一生懸命になるものって今までなかったからいいけど━」六巻『院生試験』に続く━2012/10/25
