内容説明
風龍の娘シェイラギーニとの再会を果たし、妻リデルのもとへと戻ったタギは、二人の子供たちとともに幸せな日々を過ごしていた。この生活が永遠に続くものとリデルが信じたのもつかの間、タギの親友レンが再度タギを訪問する。それはタギの旅立ちを意味していた。西へ行け、というシェイラの言葉を頼りに、タギとレンは西の果てを目指すのだが…。タギの出生の謎に迫る、外伝第1弾!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Natsumi
3
図書館
たぶ
3
タギの出生の秘密がようやく明らかになる。物語としては重要なエピソードだと思うが、龍が出てこないから、「外伝」らしい。しかし実質14巻のようなもので、この巻を読まないと物語に決着はつかないと思った。2014/11/08
kmori299
2
再読。外伝なんだけどここまで読まないと本編も終わらないという感じ。良い人過ぎるリデルの本音が現れる最初から、レンの心情がわかる中盤、そしてラストまで好きな話。でも一番私の印象が強いのは、後書きにある金蓮花さんの発言なんだよなあ。2018/08/13
真維奈
2
タギの故郷探し。私は、タギがリデルと子供たちの元を離れるエピソードが印象的。外伝とあるが、この巻までが本編のように思える内容。ほとんど龍がでてこないけど。龍と魔法使いは、龍と人間の成長物語だなと改めて思った。2012/09/23
soundsea
1
タギのルーツの話。しかしシェイラがやったことにたいしてリデルは罪悪感を抱きすぎのような気もするんだ……//しかし病気の進行はどうなってるんだろ。たしか背中に兆候がでてなかったっけか……?2010/05/08