ビッグコミックススペシャル<br> どんぐりの家(7)

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ビッグコミックススペシャル
どんぐりの家(7)

  • 著者名:山本おさむ【著】
  • 価格 ¥759(本体¥690)
  • 小学館(2014/12発売)
  • GW前半スタート!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~4/29)
  • ポイント 180pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784091837684

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内容説明

いよいよ入居型施設「ふれあいの里・どんぐり」建設に向けて動き出した川田さんとお母さんたちは、施設のために土地を提供してくれるという岡本さんに施設建設の事務局長をお願いする。初めは「なぜ土地の売り主が、買い主のお金集め運動をやるのか」と戸惑う岡本さんだったが、以前務めていた役所の福祉課では、障害者のために尽力してくれた人物だけに、結局快く引き受けてくれる。一方、漫画家の山本おさむは、どんぐりの家のことを漫画で描きたいと、ビッグコミック編集部に話を持ち込む(第1話)。▼「ふれあいの里・どんぐり」を作る2億円募金運動は、埼玉県大宮市を皮切りに、徐々に県内各地に広がっていった。そんな折、「どんぐりの家」に聴覚障害のある富田安子さんと彼女のお母さんが訪ねてきた。安子さんのお父さんは中国残留孤児で、6年前に一家で日本に帰ってきた。中国で生まれた安子さんは、学校へ行けず、毎日野原で花を摘んで遊んでいたという。現在では、手話を少しと日本語を覚えたのだが、どんぐりに来た彼女は、ただただ涙をこぼすばかりだった…(第2話)。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ヒラP@ehon.gohon

17
実話だからこその感動があります。事業所を本当に完成させるまでの力の結集、行動力の強さ、本当にお疲れ様。これからの活動に期待です。2021/01/03

rokoroko

9
入居型施設完成。構想があっても実現するのはむつかしい。昭和50年代、「知的障害者の施設作るんだ」と言って北海道に行った先輩、飲むと暴れて怖い人だったけれど、彼の名前と町の名前を検索に入れると次々に福祉施設の名前が出てくる。息子の住む町にも近いしハガキでも出してお話聞いてこようかな。苦労したんだろうな。2018/06/28

J.T.

4
自分は軽度の発達障害児、自閉症児のボランティアを成り行きでするようになったのだが、例えば重複障害(ひとつ以上の障害を抱えた状態のこと、発達障害に加えて耳が聞こえないなど)を持つ子供とのコミュニケーションや、障害を抱えた娘に初潮を教えること、社会に出てからの障害者の問題などは、この漫画で読む迄想像すら出来なかった。生々しい話しだが、そういう当たり前の事実を知ることが出来て良かった。2015/08/17

 

3
★★★★★ どんぐりの家が入居型施設へ。最終巻は障がい者を支える周囲の人々に重点を置いていて、より健常者へ訴えてくる内容でした。今までの主要人物の出番少なくて、物足りない気持ちになったけどテーマ性が強いことは変わらず。良かった2013/10/30

waterflame

2
漫画「どんぐりの家」全7巻読了。 作中で作者が言ってるように「ホームドラマとして」の障害をもって生まれてきた子どもと家族、先生ら周囲の人たちの物語であった5巻までが特に素晴らしかった。 読んでいるあいだ「裸足のゲン」を思い出した、と言ったら褒めすぎかな、でもそのくらい作者の「伝えたい」エネルギーがほとばしって迫力がある作品でした。2012/09/21

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