内容説明
東洋では神、西洋では悪魔とされる龍。人類の文明を二分する龍の謎を追究する九鬼虹人たちは、ノアの方舟伝説の地トルコ・アララト山中に、ついに“龍”を発見した。四千年の眠りから醒めた龍は突如浮上し、彼らを神の棲む惑星へと導く…。古代シュメール語を使い、聖書の記述に酷似した生活を送る人々。だが、そこでは神々の熾烈な戦いが繰り広げられていた!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
sykesy
7
面白いですね。宇宙に飛び出した一行は、ついに神の住む星へ。神様は思った通り、あのフォルムでしたね。古代史にはロマンがある、とはよく言われますが、まさかここまでとは‥という感じですね。引き続き続編へ。2015/06/23
Yuna Ioki☆
3
宇宙なのか、遠い過去の地球なのか?2巻目で死んでしまったと思われた5人が更なる冒険へ。神話や宗教の元がエイリアンではないか?早く続きが読みたくなる。2013/04/26
こくしまん
3
(メモ)考古学者の傲慢について、つまりそれは直線的に人類が進歩して来たという考えからくる。ゆえに古代人をバカにしているのだ。神話の解釈、発掘品への考察からもその事は窺える。かくいう自分自身も「素朴な神話」という言葉に騙されていた。古代人をバカにしていたのだ。価値の多様性を知る事が出来た。2011/03/05
なつみかん
2
この巻はすっかりSFだったんだな。”龍”と”神”の謎解きは次巻への期待!2012/04/09
けん
1
昔の世界の文化を勉強したくなるね。なかなかこんなSF世界を読んだことないので、興味深い。最終的にどうなるんでしょうね。2020/06/06