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内容説明
「5、6年の科学」に長期に渡り好評連載された科学まんが。毎回ユニークな専門家が登場して科学解説を担当。「内宇宙から外宇宙まで宇宙というのは様々な謎を秘めている人体のこと。筋肉や伝染病からボイジャーが宇宙のはてに旅立つ話など多彩なテーマ。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
白義
8
まんがサイエンスシリーズのいいところの一つは著者がしっかりしたSF漫画の大家で、その描くキャラクターも可愛らしいところだろう。あさりちゃんもあやめちゃんもその筋の人に好まれそうなデザインでそれが学習漫画という名目のもとあんなシーンこんなシーンもあったりするので大人の読者も釣られかねないし、そして大人の鑑賞にも耐えうるほど科学解説の質や密度が素晴らしいのである。地熱発電の話や感染症の話から発電所共通の仕組みや公衆衛生の重要性を訴えるポイントを踏まえた解説、後に実用化された技術の解説など簡単に古びない点が多い2016/07/15
akane
5
自然界にはない光レーザーの回が面白い。レーザー光線を生み出す物質があり、その原子をポンピングすれば励起状態となり「放射の誘導放出による光の増幅」が起こる。これ、小5の読み物? でも説明と絵の流れで、一応理屈を理解できてしまうからすごい。波長がそろわず飛び散らかす自然光がインコヒーレント光、均一な波長のレーザー光線はコヒーレント光。耳慣れない言葉が新鮮だった。それに、インフルエンザの章はアニメ『はたらく細胞』そのもので、好中球とマクロファージをあやめちゃんがたくましく演じていて笑った。擬人化は理解しやすい。2024/12/13
むきめい(規制)
5
キャラクターが可愛くなったなあ2019/06/21
hibimoriSitaro
4
再読。1996年2月初版。どこからでも切れます詐欺にはちょいちょい遭いますけどナ。レーザー・インフルエンザ・タイムマシンなど。新コロナの対策だってここにちゃんと出てるんだもんなあ。2020/08/14
紫雲寺 篝
1
凄く前から読みたくて仕方なかったけれどなかなか手に入れる機会がなく、先日偶然に飛び飛びの巻を見つけて購入。当然古本。連載時も読んでいたけれど、この収録作はすべて初見。小学生向けの科学漫画と侮るなかれ、かなりの知識が詰め込まれており、今でも楽しめる。また漫画の形態として左からページが進み文字は横書きという、学習漫画特有の方式ではあるけれど、巧みなストーリー捌きとコマ割りで、難無く最後まで読みきれた。キャラも可愛いし話の進め方も巧いのに、何故か有名になれない不思議な漫画家。もっと手にいれ易くして欲しいものだ。2015/08/30