工藤直子詩集

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工藤直子詩集

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  • サイズ 46判/ページ数 160p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784758414104
  • NDC分類 911.56
  • Cコード C0392

出版社内容情報



角川春樹事務所創立30周年記念企画
角川春樹プロデュース

言葉に触れられた心はすこしふるえてそれまでよりも勇敢になります。
江國香織作家)

心に一篇の詩が棲む時、人生は味わいを増します。ようこそ、詩の世界へ。
「高田郁(作家)」

限りなく、沈黙に近いことばで心に寄り添ってくれる詩と優しさをみんなも私も探している。
野崎萌香(モデル/タレント)

詩には、心を解き放ってくれる力があります。力強く、優しく、私たちを支え、すべてを愛おしみ、慈しむ気持ちで満たしてくれます。詩をもっと身近に感じてほしい――そんな想いで、新たな詩集シリーズを作りました。
当代一の詩人・谷川俊太郎、「祝婚歌」で知られる吉野弘、東日本大震災直後にCMで話題になった金子みすゞ、魂のこもった歌詞で人々の心を揺さぶり続ける中島みゆきなど、全十二冊。
人気実力ともに定評のある装丁家・鈴木久美氏とイラストレーターの西淑氏による美しい造本にて、お届けいたします。

・幅広い世代に絶大な支持を集める中島みゆきをはじめ、共感しやすい詩歌を厳選。
・いま小中学校で使われている教科書、また、過去の教科書に掲載された詩を多数収録。
・ゆったりと読める大きな文字、瀟洒(しょうしゃ)な本文デザイン。
・節目を迎えられるお子様・ご友人など、大切な人への贈り物にもおすすめ。
・部屋に飾りたくなるような美しい装丁。
・おうち時間の読書にも最適です。

子供のころ教科書で読んだ懐かしい一篇との再会、一生大切にしたい一篇との新たな出会いが、ここにあります。

刊行ラインナップ
2022年4月配本予定

谷川俊太郎詩集
昭和、平成、令和の三時代を通して第一線で活躍を続ける国民的詩人。言葉にならないものを言葉にして、詩のよろこびと感動を与えてくれる著者の、最新自選詩集。

収録作品:二十億光年の孤独/生きる/朝のリレー/さよならは仮のことば/生まれたよ ぼく ほか

長田弘詩集
ある日の食卓、妻との別れなど、誰の心の中にもある風景や人生を、平易な言葉で美しくすくい取る詩人。安らぎと深い思索を深めてくれる詩の数々。

収録作品:最初の質問/おおきな木/ひとはねこを理解できない/ブドー酒の日々/ふろふきの食べかた ほか

中島みゆき詩集
一九七五年のデビュー以来、時代に向き合い、愛すること、生きること、そして生きていくために必要なものについて問い続ける中島みゆき。魂から湧き出る歌詞は、人生の詩そのもの。

収録作品:時代/わかれうた/空と君のあいだに/宙船(そらふね)/糸/進化樹 ほか

2022年5月配本予定

吉野弘詩集
ひとの営みや自然の移り変わりを、飾らない眼差しでとらえ、深く、やわらかく、誠実にうたいあげた。多くの人に愛される「祝婚歌」をはじめとした、選りすぐりの名詩。

収録作品:祝婚歌/I was born/夕焼け/奈々子に/香水 グッド・ラック/或る朝の ほか

金子みすゞ詩集
「私」という存在や金魚やすずめなどの小さな生き物、宇宙の成り立ちまで、詩の言葉に託し、大切な心のありかをのびやかに、ときにかなしくうたった詩の数々。

収録作品:小さなうたがい/見えないもの/土/私と小鳥と鈴と/こだまでしょうか ほか

萩原朔太郎詩集
人間の感情のすみずみにまで届く言葉で、人生や故郷を想う気持ちを鮮やかに歌い上げた詩人。時代を超えて立ち上がる、日本を代表する叙情詩人の名詩選集。

収録作品:殺人事件/青猫/風船乗りの夢/旅上/中学の校庭/漂泊者の歌 ほか

2022年6月配本予定

中原中也詩集
無頼な心をひっさげて、生き急ぐように夭折した詩人。生き方そのものが「詩(うた)」になり、その「詩(うた)」に殉じた詩人が遺した、激しさと繊細さを兼ね備えた魂の詩の数々。

収録作品:サーカス/汚れっちまった悲しみに....../含羞(はじらい)/六月の雨/春日狂想/別離 ほか

石垣りん詩集
家族、会社、そして社会に、ひるむことなく向き合い、自らを律して生きてきた著者。小さき者、弱き者らへの慈しみや孤家族、会社、そして社会に、ひるむことなく向き独な心情を鮮やかに解き放った代表詩など。

収録作品:契/私の前にある鍋とお釜と燃える火と/シジミ/表札/定年/空をかついで ほか

まど・みちお詩集
自分が自分であることを喜び、この世に存在するあらゆるものとあらゆるいのちを慈しむ詩人。誰もが知る「ぞうさん」はじめ、自然や人間への賛美のうたの数々。

収録作品:リンゴ/ぞうさん/わらいたくて ねむたくて/ほこり/ふしぎなポケット/せんねん まんねん ほか

2022年7月配本予定

寺山修司詩集
戦後の高度経済成長期、時代を駆け抜けていった才能。詩を中心に、短歌・俳句、歌謡曲から戯曲、未刊詩集まで。青春の痛みと優しさを包んだ寺山修司のエッセンス。

収録作品:故郷の母のことを思い出したら[時には母のない子のように]/五月の詩/空には本(抄)/田園に死す(抄)/山羊にひかれて/裏窓 ほか

工藤直子詩集
のはらで暮らす生き物たちの詩(うた)「のはらうた」で知られる。動植物の営みや季節の移ろい、そして心象風景を軽妙な筆致でうたいあげた言葉の数々。

収録作品:海の はじまり/ちびへび/こどものころに みた空は/てつがくのライオン/あいたくて/また あいたくて ほか

宮沢賢治詩集
東北の自然・風土、文学、宗教などから培われた独自の生命観をもとに、言葉とイメージを無限の宇宙まで広げ、解き放った繊細な言葉は、どれも不思議な輝きに満ちる。

収録作品:春と修羅/雲の信号/永訣の朝/青森挽歌(ばんか)/眼にて云う/[雨ニモマケズ] ほか
*収録作品は、予定です。変更する場合もあります。

内容説明

のはらに行くと出会える動物や植物、そして自然の声を、声の主の代わりに詩にした「のはらうた」で知られる工藤直子。生命の営みや季節の移ろいを軽妙な筆致で、そして私たちの心の風景をやさしく素直な言葉で、うたいあげる言葉の数々。

目次

1 地球のうた
2 生きもののうた
3 のはらうた
4 こどものころのうた
5 でんせつのうた
6 こころのうた

著者等紹介

工藤直子[クドウナオコ]
1935(昭和10)年、11月2日台湾に生まれる。六人きょうだいの末っ子。37年、母親が逝去し、父や姉たちの家を転々とする。41年、国民学校に入学。流行歌が好きな少女時代。敗戦で46年、台湾から引き揚げる。48年、中学に入学しスポーツに熱中。詩を書き始める。お茶の水女子大学を卒業後、59年、博報堂にコピーライターとして入社。言葉の添削癖がつく。62年、父親が逝去し、書き溜めた詩を整理して自家版詩集『工藤直子詩集1962年』を作り、友人などに売り歩く。63年、フリーでコピーライターをしながら、ブラジルやフランスに2年間ほど滞在。82年、『てつがくのライオン』を刊行、同作で日本児童文学者協会新人賞受賞。『ともだちは海のにおい』でサンケイ児童出版文化賞受賞。この頃からひらがなの詩「のはらうた」書き始める。85年、エッセイ集『まるごと好きです』刊行。88年、河合隼雄の心理学に関心を示し、心についての聞き書きを新聞に連載。以後詩集や絵本や児童書の翻訳などの刊行が相次ぎ、言葉とメロディが合体する作詞なども手掛けるようになる。阪田寛夫から明治大正昭和期の童謡や唱歌の作り手について学び、新聞連載を始める。95年、還暦から絵を描き始め、詩画集『こどものころにみた空は』を出す。2008年、『のはらうたV』で野間児童文芸賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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いつでも母さん

159
この方の詩集をキチンと読んだことはなかった気がする。今もキチンとかどうか・・でも、きっと今だったのだろう。そんな気分。目当ては『Ⅵこころのうた』の章ではあるのだけれど。そのどれもが染みて沁みて…今、ちょっとだけ気持ちが脆い私に響いてしまった(泣)あと『Ⅲのはらのうた』うみへもすごく好き。「ぼくは いつか きっと うみを くすぐってやる」感性を言葉に乗せるって難しいよね。2022/08/12

雲國斎

15
小中の国語の教科書でもおなじみの工藤直子さんの詩集。 「あいたくて」は、素直な言葉で書かれたなんともやさしい詩だ。「とんねる」「子どものころ」「じぶんのための子守唄」なども良いな!ちなみに私の座右の銘は、確か工藤さんがかつて中学の国語教科書に書かれたある言葉からいただきました。ありがとうございます!2022/08/22

葉鳥

10
かまきりりゅうじの辺りで小学校の教科書に載ってた詩はこの方のだったのかと気付く。巻末で俵万智さんがやさしい言葉で書かれた詩はやさしい心で読むしかないと書かれていたのに共感。2022/09/19

ブルーツ・リー

9
子供を、子ども扱いした詩が多くて、どうも苦手である。 詩は理屈では無いのかも知れないけれど、「ただ、感じる」という所は、自分の目指す所では無いので、合わないのかも知れない。 とは言え、やなせたかしにしても、宮沢賢治にしても、子供向けの文であっても、言葉自体は簡単にしたとして、言っている内容まで子供にすり寄るような事はしない詩人も多い。 どちらが優れている、という事では無くて、好き嫌いの範疇かも知れないが、個人的には、子供を子供扱いし過ぎると「本当の事」を伝え損なうのではないかと思っている。2022/10/23

遠い日

6
そうであろうとは思って手にしたが、やっぱり過去作を編んだものでした。これはこれで何度読んでも、どこで読んでも親しみを感じていいのだけれど、工藤直子さんの新しい詩集を!と願ってしまいます。2022/10/31

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