- ホーム
- > 和書
- > コミック
- > マニア
- > 徳間書店 アニメージュC
出版社内容情報
「火の7日間」とよばれる戦争によって、巨大文明が崩壊してから千年。荒れた大地に腐海という死の森が広がっていた。主人公・ナウシカのいる風の谷が、恐ろしい巨神兵を使い腐海を焼き払おうとするクシャナたちに侵略された。腐海の森と共に生きようとするナウシカと、腐海を焼き払おうとする人々。だが、その腐海には、秘密があって……。
月刊アニメージュに掲載された、映画『風の谷のナウシカ』の原作コミックス。
映画のもとになったストーリーは、このコミックスのおよそ2巻目まで。原作では、映画では語られなかったナウシカの活躍を知ることができます。宮崎駿が描く独特の世界が広がる、何度読んでも感動する超大作!
アニメージュコミックスワイド版(全7巻)
・風の谷のナウシカ 〈1〉
・風の谷のナウシカ 〈2〉
・風の谷のナウシカ 〈3〉
・風の谷のナウシカ 〈4〉
・風の谷のナウシカ 〈5〉
・風の谷のナウシカ 〈6〉
・風の谷のナウシカ 〈7〉
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
あきぽん
130
ナウシカはどんな罪深い人間、生物、怪物にも救済を与える。まさに宗教的な救世主。そんな彼女がまだ10代で、100年以上生きているナムリスの精神年齢がガキでしかないっていうのはどうなんだろうと思うけれどそこは漫画です笑。次巻でどう物語は帰結するのか予想がつきません。2021/03/16
ケイ
123
ナウシカの共感力からくる自身の危機と復活。キリストのようだ。最後の巻ではクシャナとともにどう世界を導くのだろうか。そう言えば、宮崎駿氏が養老孟司氏と対談したものをまとめた本は『昆眼とアニ眼』だったな。2019/10/02
おたま
86
第6巻までくると、もはや物語はありとあらゆるものが絡まりあい、一筋縄ではいかなくなっている。様々な対立の中にあって、ナウシカだけはそれを乗り越えて和解へと導いていく。映画の中でも描かれていた幼いナウシカと小さな王蟲との場面が心に残る。土鬼の皇弟も、その纏っていた虚無をナウシカによって振り払われ、美しい自然の中へと消えていく。さらに蟲使いたちも、ナウシカに出自を理解してもらい、ナウシカの守人となっていく。覚醒した巨神兵もまたナウシカを慕っている。すべてに和解をもたらすナウシカが、世界を癒すべく最終巻へ。2020/08/19
Die-Go
81
ナウシカは土鬼の中へと入り込んでいく。 そこは新たな人工の粘菌を培養し、軍事利用しようとするマッドサイエンティスト達の巣窟だった。そこからまた新たな王が現れる。ナウシカの去就はいかに。★★★★★2020/07/27
ネギっ子gen
66
表紙絵は、紅蓮の炎をバックに厳しい表情のナウシカ。両手で剣を握り締めたナウシカの眼は、修羅を生き抜く決意の表情か、と思って頁を捲れば、カラー口絵には、何とも艶やかなナウシカが降臨している……。本巻では、王蟲の心の深淵を覗いた後、岸辺に独り佇み、心を閉ざし腑抜けのような表情のナウシカ。【闇を見る者を、闇もまたひとしく見る】。夢の中でナウシカは、腐海の森の秘密を知る。腐海の尽きる所。そこはずっと夢見ていた場所――。が、その世界は汚しちゃいけないと現世に戻り、<人間の汚した黄昏の世界で私は生きていきます>と。⇒2021/08/09
-
- 和書
- 図学ノート (第2版)