新潮文庫<br> 風の万里 黎明の空〈下〉―十二国記

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新潮文庫
風の万里 黎明の空〈下〉―十二国記

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  • サイズ 文庫判/ページ数 400p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784101240572
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

陽子は、慶国の玉座に就きながら王の役割を果たせず苦悩していた。そして二人の少女もまた、それぞれの苦難を抱えていた。

王は人々の希望。だから会いにゆく。景王陽子は街に下り、重税や苦役に喘ぐ民の暮らしを初めて知り、己の不甲斐なさに苦悶した。一方、祥瓊は、父が弑逆(しいぎゃく)された真相を知らず過ごした自分を恥じ、同じ年頃の娘が王に就いた国を訪ねる。鈴もまた、華軒(くるま)に轢き殺された友の仇討ちを誓い、慶へ。だが邂逅(であい)を果たす少女たちの前には民を苦しめる豺虎(けだもの)の影が。──立ち向かう者に希望は訪れるのか。


十二国記シリーズ
魔性の子
月の影 影の海〈上〉
月の影 影の海〈下〉
風の海 迷宮の岸
東の海神(わだつみ) 西の滄海
風の万里 黎明の空〈上〉
風の万里 黎明の空〈下〉
丕緒(ひしょ)の鳥
図南(となん)の翼
華胥の幽夢(ゆめ)
黄昏の岸 暁の天(そら)
白銀の墟(おか) 玄(くろ)の月 第一巻
白銀の墟(おか) 玄(くろ)の月 第二巻
白銀の墟(おか) 玄(くろ)の月 第三巻
白銀の墟(おか) 玄(くろ)の月 第四巻

内容説明

王は人々の希望。だから会いに行く。景王陽子は街に下り、重税や苦役に喘ぐ民の暮らしを目の当たりにして、不甲斐なさに苦悶する。祥瓊は弑逆された父の非道を知って恥じ、自分と同じ年頃で王となった少女に会いに行く。鈴もまた、華軒に轢き殺された友の仇討ちを誓う―王が苦難から救ってくれると信じ、慶を目指すのだが、邂逅を果たす少女たちに安寧は訪れるのか。運命は如何に。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ミュポトワ@猫mode

568
十二国記、エピソード4です。この巻も、歯がゆい! てか、途中からラストが想像できて、今回も見事に想定した通りで終わりましたが、でもね、陽子カッコイイ!! 物語としては正直、単調。なにせ、ラストが想像できるくらいですからストーリーとしては微妙なんですが、陽子がね、もうね、あり得ないくらいかっこよくてですね、惚れる! たぶん、これは作者の罠に見事に私は絡めとられたんだと思うのですけどね、陽子がね、かっこよくてね、陽子で支えられたエピソードだなとか思っちゃうんですよね もうね、見事に作者の術中に落ちてますねw2018/07/22

パトラッシュ

522
(承前)3人の少女は苦難を重ねた末に、それぞれの道を見い出していく。陽子は王としての覚悟に目覚め、父の暴虐を知った祥瓊は己の無知を恥じ、殺された友の仇討ちを誓った鈴は自ら行動せねばならぬと悟る。和州の叛乱で邂逅した彼女らは、懸命に生きようとする民を救おうと奔走する。いわば十二国は誰にも依存せず、自主自立する者のみが報われる世界であり、「不羈の民になってほしい」とする陽子の初勅はその象徴だろう。ただ、やりたい放題に私利私欲を貪る昇紘ら酷吏側の描写は一切なく、水戸黄門的な予定調和の勧善懲悪に終わるのは残念だ。2023/11/04

南北

479
再読。鈴・祥瓊・陽子の3人は圧政を行う役人たちを打倒する動きに参加していくことになります。中国では古代から現代まで出身地に赴任することがないという慣習がありますが、十二国でも同様なのかもしれません。そのことが圧政を生む一つの要因になっているような気がします。2019/08/02

NADIA

385
この数か月で大きく成長した少女たちが紡ぎ出した、これぞシリーズ最高の結末!! 慶の一地方の非道な地方官に抵抗するストーリーは先の展開が見えているのだが(しかも再読)、それでもワクワクドキドキ感が止まらない。お約束の終盤だけど、その爽快感はしびれる程だ。まあ、陽子の王気ったら、このまま1000年くらいの平和は約束されるレベルじゃないだろうか(^^; 日本にいたらただのJK。今更ながらだが、景麒の王探しの頑張りを褒めるべきだろう。慶は大王国になる予感。2019/12/10

白いワンコ

363
失礼ながら、これまで『十二国記』各巻自体の筋立ては一本調子だと感じていた。『十二国記』全体で、うねりをもたらすものであると。しかしながら本作は、景王陽子を始めとする多彩な登場人物の想い・思惑が絡み合い、見事に読み応えある作品へ昇華している。多難と紆余曲折を経て、たどり着く終章の素晴らしさ。王がその全霊をもって布告する初勅の重みに、自然と頭が下がる。仕えるなら、景王陽子2019/12/03

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