文春文庫<br> 鬼平犯科帳 〈3〉

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文春文庫
鬼平犯科帳 〈3〉

  • 著者名:池波正太郎
  • 価格 ¥611(本体¥556)
  • 文藝春秋(2015/03発売)
  • ポイント 5pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784167142551

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内容説明

“鬼平”と江戸の悪人たちから恐れられる幕府火付盗賊改方の長官・長谷川平蔵が、ときにはユーモアをまじえ、ときには鋭い勘を働かせて、兇悪な盗賊を相手に大奮闘をつづける。その颯爽たる立ち回りが大評判の人気シリーズ第三巻は、珍しくも平蔵が、うさ忠こと木村忠吾を供に京都・奈良へ長旅をしたり、平蔵の妻・久栄が活躍する、動きのある傑作揃い。「麻布ねずみ坂」「盗法秘伝」「艶婦の毒」「兇剣」「駿州・宇津谷峠」「むかしの男」の六篇を収録している。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

KAZOO

169
鬼平シリーズの3冊目です。火付盗賊改方とはいえ、やはり昔の経験を生かして厳しいときは厳しく、事情をよくわきまえての対応が読んでいて楽しくなります。最初の話もそうですが、今回は6つの話の中心が京都への旅とそこでの災難とが中心になっています。佐伯泰英さんの作品ほど強くはない主人公なので現実感があります。2017/04/29

k5

69
一時的に火付盗賊改を離れた平蔵が京都、奈良方面へ行くが、道中でも磁石のごとく盗人を引き寄せてしまう話。奈良行く途中で、京都から実家へ向かう途中の地名(田辺とか祝園とか)が出てきてほっこりしました。2021/12/30

ポチ

60
ただの捕物の話ではなく、心の機微に触れながら読む人を惹きつけて止まない。だからまた読みたくなるんですね。『盗法秘伝』『むかしの男』はアニメで見たばかりなので重ねながら楽しく読みました。が、アニメが終了してしまったのは残念(><;)2017/04/09

kinkin

60
鬼平犯科帳はずっと前に読み通したことがあるけれど、最近になってまた読みたくなり順番関係なしに読むことにしました。ほんとうは1から読むのがいいのですが。今回は鬼平、今で言うところのリフレッシュ休暇のようなもので忠吾と一緒に京へ向かいます。途中で様々な事件に出会い、再度江戸に戻ってきたときにある事件が解決しかかっていた、そんな第3巻。好きなのは「盗法秘伝」です。2014/07/06

slider129

49
盆明け以降、仕事が忙しくて読書の時間が取れなかったので気軽に読めるものってなったら鬼平でしょっ、てな感じで読んでみたら、平蔵が関西に遊びに来てくれているではないですか。摂津国に住んでいる儂にとっては、平蔵が訪れる所の風景が目に浮かぶようで非常に楽しい一冊でありました。佐馬之助や木村忠吾などの脇を彩るキャラの活躍ぶりにもワクワクさせられて、これからも時々読み返すことになるかもです。2017/09/20

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