内容説明
争いは人類の避けられない宿命なのか。
それをすこしでも減らし、和らげるために、いかなる方法があるか――。
来たるべき世界をよりよくするための、ささやかな一石となりうる一冊。
平和主義はしばしば、少なくとも短期的には敗者になります。現在の勝利は、好戦的な人にあたえられる傾向があります。これは、平和は存在しないと言っているのではありません。平和は強大な力であり、芸術や商業、社会が栄えるためには必須の条件です。ただ、その存在は目立ちません。平和とは夜吠えない犬のようなものです。そのため、宗教的戦争について議論したときよりも、より細かな状況を、より詳細に見ていくことが大事になります。(本書「Chapter 5 平和を祈る」より)
【目次】
Chapter 1 戦争を記憶する
Chapter 2 聖戦を起こす
Chapter 3 非宗教的戦争を神聖化する
Chapter 4 戦争の恐怖を和らげる
Chapter 5 平和を祈る
Chapter 6 宗教と戦争について問いかける
訳者によるあとがき/参考文献/さらに読みたい読者に/索引



