内容説明
「当代、英雄たり得る人物は誰か? それは君と予だ」曹操を警戒し、わざと自らを無害な人物に見せようとふるまう劉備だったが――。献帝の秘勅による曹操暗殺計画は失敗に終わり、関わった者はすべて虐殺された。連判に加わっていた劉備も曹操に攻め入られ、大敗を喫して逃げ落ちる。捕虜となった関羽は、彼を高く評価していた曹操に臣下となるよう迫られる。苦闘と忠義の第四巻。(解説・渡邉義浩)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
chantal(シャンタール)
84
【月イチ吉川英治】呂布の最期はあっけなかったなあ・・まあ、キャラ的に好かれるタイプではないしね。ついに玄徳は帝と対面し、祖先を一にすることが確認されて、「劉皇淑」と呼ばれる。しかし帝を軽視する曹操への謀反の密約が漏れ、またしても流浪の身に。玄徳は一生のほとんどを流浪してたよね😞関羽を捕らえた曹操はなんとか彼を幕下に加えたいと必死に機嫌を取るのだけれど、忠臣関羽は心を動かさず。あれじゃあ本来の家臣は面白くないよね。三国志の世界、現代にも通ずる。面白すぎる。次巻、ついに孔明が登場!2021/04/02
ちび\\\\٩( 'ω' )و ////
64
関羽奇しくも敵陣に降る。三つの約束を交わして、、。一つが漢朝に降るのであって曹操に服さず。二つ目が劉備の奥方と子供の命と生活の安全の確約。最後が劉備の行方が知れた時は曹操のもとに留まらず、直ちに劉備のもとに立ち帰る。この三つの事、約束頂けるならば曹操殿のもとへ降ろう!関羽を心服させようと骨を折る曹操。巨額、官位、美女、名馬。何を与えても不動の関羽。関羽は言う。劉備との契りは物ではなく心と心の繋がりであったと、、。嗚呼。桃園三兄弟に関羽あり。彼の忠義の一念はダイアモンドよりも固し!覇道と別離と忠節の第4巻。2017/03/07
香取奈保佐
60
呂布、ついに討たれる。力は抜きんでた英傑にも、節操に欠けた行いのツケはまわってきた■膂力は平凡でも、人々に慕われる劉備のほうが、諸侯にとって厄介になっているのが面白い。計算高さに裏打ちされた誠実が、あやういところで彼を生かし続けている■後半では関羽にスポットライト。曹操もその忠義ぶりに憧れ、なんとか配下に加えようと望むが、ついにかなわなかった。都を立ち去る関羽を追いかけ、あえて餞別を手渡す曹操――。主従にこそならなかったが、2人はそれぞれ人としての真価を高め合った様子。その交わりは爽やかだった。2019/04/10
オーウェン
55
呂布のあっけない最期に始まり、徐々に力を拡大させていく曹操。 そして献帝の謀反によって劉備は曹操と袂を分かつことになる。 捕らわれたのは関羽であり、非道な曹操も関羽にだけは惚れこむという男気。 関羽も呂布が乗っていた赤兎馬を与えられ、勇猛果敢に駆ける。 そして関羽は劉備のもとへと戻るのだが、次巻はいよいよ諸葛亮公明が登場する。2023/09/20
ふみあき
51
各章に「煩悩攻防戦」「小児病患者」「恋の曹操」とか、ちょっとふざけた(?)タイトルが散見されるのが気になった。2026/03/04




