新潮文庫<br> 三国志(五) 孔明の巻(新潮文庫)

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三国志(五) 孔明の巻(新潮文庫)

  • 著者名:吉川英治【著】
  • 価格 ¥649(本体¥590)
  • 新潮社(2026/06発売)
  • ポイント 5pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784101154558

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内容説明

諸葛亮、字は孔明。君よ、この大賢人をお訪ねなさい。関羽は曹操の部下が守る五関を見事突破、ようやく劉備と再会を果たす。しかし、劉備の受難は止まることがなかった。呉の孫権と結んで袁紹を下した曹操に再び敗れ、劉表の食客になるも、そこでも命を狙われてしまう。間一髪逃げ延びた先で、劉備は軍師、徐庶に出会うが――。『三国志』最大の賢人、諸葛孔明がいよいよ登場! 邂逅と展望の第五巻。(解説・渡邉義浩)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

chantal(シャンタール)

81
【月イチ吉川英治】袁紹はついに滅亡、華北の地はほぼ曹操の手中に。呉の孫策は病没、若い孫権が国を引き継いだ。相変わらずあちこち流浪していた玄徳はやっと荊州に落ち着き、バラバラになっていた家臣たちも集まり、趙雲も傘下に加わる。物語も半分まで来てやっと三国志らしくなって来た。この荊州の地は正に三国が交わる場所、天下に名の轟く秀才たちが集まる場所。優秀な武人はいても、それを差配する軍師がいないため、負けてばかりの玄徳。この荊州の地でやっと巡り合った秀才、諸葛孔明を三顧の礼を以って迎えんと欲す。これから佳境!2021/05/02

ふみあき

76
いよいよ英雄としての器局を身に付けつつある曹操。「勝敗は兵家の常だ」と敗戦の将を一笑のもとに赦し、攻略した敵地の旧弊を一掃した上、産業振興に意を用い、旧主に忠烈な敵将であっても賢才は自らの帷幄に迎える。ライバルの袁紹が、たやすく讒言を入れ、忠良の士を排して身を滅ぼすのとは対照的だ。江南では孫権が兄の孫策を継ぎ、若き国主となる。あくまで鬼神の業を退け、合理性に拘泥して非命を遂げた孫策の強情さは、むしろ好ましいと思う。そして、ついに孔明登場。結構、苦難に満ちた幼年時代だったのね。2026/04/26

ちび\\\\٩( 'ω' )و ////

58
幾度の放浪を続けて来たのだのろうか、、。劉備47才髀肉の嘆。孫策早世し19才の若き孫権が呉国を担う。曹操は大国袁紹を官渡の一大決戦で破り、天下の大半を治めつつある。劉備は公孫瓚、陶謙、呂布、曹操、袁紹と各地を転々とし受難の放浪生活。そして袁紹が破れ劉表が所在する、大陸の中央に位置する荊州の地へ。そこで軍師徐庶と出会い軍師の重要性を知る。徐庶とは曹操軍の悪策により別れ、別れ際に賢人諸葛亮の名を伺う。智絶(智の極み)神算鬼謀の天才軍師、三国志演義後半の主人公、諸葛亮孔明ついに登場す!大戦と受難と邂逅の第5巻。2017/03/14

香取奈保佐

57
諸葛孔明が登場。劉備はなんとか孔明と接触し、彼を迎えようとするが、なかなか姿を現さない。いわゆる三顧の礼である■三国志は豊富な英傑たちが次々出てくるが、彼らは個性や人物像が重ならない。スポットライトの下に進んで立とうとしない、孔明の厭世的な登場の仕方もまた、じつに稀代の策略家らしくて格好良い。見事にキャラが立っている■ひとたび四散した義兄弟は再び集まり、趙雲も麾下に加わった。巨星・袁紹も没し、大陸の地図は変わりつつある。猛将たちを指揮する智が加わり、劉備の進路はどこまで開けるか。楽しみだ。2019/04/15

オーウェン

54
いよいよ三国志の中心人物でもある諸葛亮公明が登場する5巻目。 まずは関羽の帰還劇に始まり、劉備はまたも曹操に敗戦。 そこで出会う徐庶から伝えられる諸葛亮公明の存在。 その人間性に魅了される劉備だが、何度も断られる有様。 属にいう三顧の礼が始まる。 公明は軍師となるのだが、それは次巻の赤壁の戦いで。2023/09/25

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